
「…もう少し考えさせてください」
僕はこう言うのが精いっぱいだった。
この日はホテルに行く事なく、そのまま帰る事になった。
帰宅後、彼女からメッセージが届いた。
“私の考えは克哉君に理解しがたい事かもしれないけれど、頭で考えるんじゃなくて心で感じて。大事なのは私といたいかどうか、それを基準にしてね”
あれから半月が過ぎた。その間彼女からは何の連絡もなかった。
帰宅後に届いたメッセージが最後だった。
もしかしたら先週末くらいにお誘いがあるだろうかと淡い期待を寄せたけれど、それほど甘くはなかった。
あの日、僕が余計な事を言わなければ今でも関係が続いていただろう。
もしかしたらお盆休みも一緒に過ごせたかもしれない。
結局僕はお盆休みも大した予定もなく過ごしてしまったのだから間も悪いのだろう。
実を言うとあの後またSNSで他の女の子を探してみたりもした。
けれど数人にメッセージを送っただけで虚しくなってやめてしまった。
大した予定もなかったお盆休みの大半は気分を紛らわせるためにエロ動画や漫画を見てオナニーに耽った。
けれど僕の妄想に出てくるのは彼女ばかり。その際には彼女と出会う前は触れる事のなかった乳首を弄るのが当たり前となってしまった。
やっぱり僕は変態になったのだろうかと自問自答する。




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