
これで終われば恥ずかしくはあったけれどマゾの僕にとっては刺激的で楽しい一日だった、で済んだかもしれない。
けれど冒頭でも書いた通り、これは始まりに過ぎなかった。
食事が済むとホテルに誘われた。この時点では当然断る理由などなかった。
オナニー命令の次はどんなプレイをしてもらえるんだろう…とワクワクした。
ホテルに着くと早速全裸になるよう言いつけられる。僕は素直に従った。
その間、リサさんは居酒屋で飲み足らなかったのかホテルの冷蔵庫を開け、今はなきジーマを呷っていた。

「久しぶりにやってみたい事があるんだよね」
リサさんは全裸となった僕に近づくと、持参してきていたらしいロープで僕の手足を縛った。
ああ、これで僕はもう動けない。
恐怖ではあったけれど、この恐怖こそがマゾの僕には興奮の材料にもなり得るのだった。
けれど、僕が興奮を覚えたのはここまでだった。
僕の手足を縛ったリサさんは再びジーマを手にすると笑顔で僕の顔を覗き込む。
「ねぇ、コッチとコッチ、どっちがいい?」
と、ジーマの瓶の飲み口と底を指差すリサさん。
一瞬何の事だか分からなかったけれど、マゾの僕はすぐに理解できてしまった。
「飲み口の方がいいです…」
きっと今からこれをアナルに挿入されるんだ、と悟った僕は正直に答えた。
M専科の店でアナル経験は多少あるとはいえ、さすがに瓶底を飲み込むのは無理だと判断したからだ。
けれど素直に答えた瞬間、僕の頬に鋭い痛みが走った。思いっきりビンタされたのだ。



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