「じゃあまずは挨拶代わりにオナニーでもして見せてよ」
「えっ…?ここでですか…?」
「当たり前でしょ?何のための個室だと思ってんの?」
まだ料理も出揃っていない居酒屋の個室で僕はオナニーを強要され、抗う事も出来ずチンコを露わにした。
けれどこれはほんの始まりに過ぎなくて。
僕はこの後、元レディースの彼女に“もう許してほしい…!”と泣いて懇願するほどの体験をする羽目になった。
僕はマゾだと自覚している。
きっかけはよく覚えていないけれど、昔から女の子にイジメられる事に歓びを感じていた。
例えば小学生の頃。クラスのリーダー格だった女子にちょっかいをかけては取り巻きの女子達に返り討ちに遭い、最終的には終わりの会に先生の前でも吊し上げられる事を内心楽しんでいた。
中学生になる頃には性的な方面に興味を抱くようになり、女子達に羽交い締めにされながら順番に股間を蹴り上げられる妄想をしてオナニーに耽るまでに。
生憎この妄想が実現する事はなかったけれど、だからこそ女の子、それもグループのリーダー格やヤンキーなど強い立場の女子にイジメられたいという欲求は募っていった。