12月21日
“もうすぐクリスマスだし前にしたいと言っていたデートをしない?”
彼女からこんなメッセージが届いた。これまで会うのは基本的に夜がメインだったけれど、昼から会おうと言ってもらえた。知り合って半年以上。
やっと念願のデートが出来ると期待に胸を膨らませた。
12月26日
昼間に会う彼女も綺麗だなと思った。
本当ならクリスマスイブや当日に会いたかったけれど、お互い仕事という事で26日の今日となった。
同じような境遇の人も多いのか、街中はカップルで目立った。
どこへ行こうという話になり、デートの定番でもある水族館へ行く事になった。
今日は人並みのデートが楽しめる。そう喜んでいたのは束の間の事だった。
差し出されたのは小さなビニール袋。
「今からコレをトイレで装着してきてね」
中に入っていたのはバイブだった。つまり今日はこれを挿入した状態でデートをする、という事。僕は普通のデートも出来ない男なのだと思い知らされる。
それでも彼女とこうして昼から過ごせる事はありがたい事に他ならなかった。
言われた通り、アナルにバイブを挿入する。圧迫感はあったけれどアナルは既に何度も弄られているので多少太くても痛みはなかった。
「どんな感じ?」
「なんか…変な感じです」
彼女は興味深げに感想を聞いてきたけれど、あまりアナルを意識すると敏感になってしまいそうなので、努めて性感とは結びつかないように心がけた。
彼女は“そう”とだけ言うと、僕の腕を取って自分のそれと絡め水族館へ向かう。
こうやって腕を組んだのも初めてなので何だかドキドキしてしまった。
水族館の中はほとんどカップルだった。ご時世上、ギュウギュウとは言わないものの人気のあるコーナーだと肩が当たるくらいには人がいた。薄暗く幻想的な空間はカップルにぴったりの雰囲気と言える。
けれど彼女にとっては違ったようだ。薄暗い空間は僕の体を弄ぶのにぴったりだと言わんばかりにジャケットのボタンを外し服の上から乳首に触れたり股間を弄る。
そのたびに僕は声が出そうになるのを押さえた。
「ほら、イルカが見てるよ」
と大きな水槽の前で僕の股間を堂々と撫で回す彼女。周囲のカップルに気付かれるかもしれない、と思うと不安で仕方ないのに、巧みなその刺激とイルカの視姦に溜まらずチンコが硬くなる。
「イルカに見られて勃起するなんて変態だね」
彼女が耳元で囁く。
ああ、僕は変態だ。
今までその言葉に少なからず感じていた抵抗感はほぼなくなってしまっていた。
「もっと変態になっちゃおうか」
彼女がそう耳元で続けると、アナルのバイブが震えだした。
突然の刺激に心臓が飛び跳ねた。まさか勝手にバイブが動くとは思ってなかったからだ。
「リモコンで動くの」
と種明かしされ愕然とした。僕はこれから彼女の手技だけでなくバイブの刺激にも耐えなければならない。
一度動き始めたバイブは休みなく僕のアナルを刺激する。時折動きを変えて、ようやく止まったかと思うと不意打ちで動き始め、全ては彼女の手の中で操られていた。
挿入しただけなら何とかやり過ごせると思っていた。けれどバイブが動き出したらもう無理だった。
たちまちアナルの中が疼きだし、チンコがパンパンに膨れあがった。
中でイク…もう押さえられなかった。息が荒くなり、絡む彼女の腕に強く力を込め、空いている方の手を水槽にき体を支え、達してしまった。
「こんなにたくさん人がいるのにイッちゃったの…?いやらしい体になったね?」
彼女はからかうように囁いた。僕は何も言えない。本当にその通りだと思ったから。
「でもコッチはまだみたいだね?」
彼女は股間を撫でる。
「我慢できる?」
「…わかりません」
「我慢出来たら今日はエッチしよっか…?」
彼女からの誘いに舞い上がる。実はこの数日、何度かオナニーをしたいとメッセージでお願いをしたけれど、却下されていた。チンコの方ももう限界だったのだ。
この頃にはもう、水族館デートなんてどうでもよくなっていた。早く二人きりになりたい、ホテルへ行きたい、もっと快感を貪りたい、セックスしたい。そんな思いで頭がいっぱいだった。
その後も彼女はバイブの動きを止める事はなかった。おかげで中では何度かイッてしまった。
けれどそれが逆によかったのかもしれない。チンコでイケないもどかしさは和らいだ。
結果的に最後まで射精を我慢できた僕は久々のセックスを堪能した。やっぱり騎乗位だったけれど、彼女の中で吐精を果たした。


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