罰 12月12日
「ねぇ、ちゃんと我慢できた?」
「…」
「どうしたの?我慢出来なかったの?」
「ごめんなさい…」
「いつしちゃったの?」
「…先月末です」
と答えた瞬間、頬に鋭い痛みを感じた。
思いっきりビンタされたのだ。
彼女を怒らせてしまった、失望させてしまったと思うとさーっと血の気が引いた。
「今のは報告を行った罰。我慢できずにオナニーや射精をしてしまったならその時報告すべきでしょう?なんで言わなかったの?黙ってたらバレないと思った?」
「いや、そういうわけじゃ…」
「じゃあなんで?」
「報告の話は聞いてなかったので…」
彼女は冷めた目をしながら低い声で言う。
こんな彼女は初めてだった。
あまりの気迫に押されるも、僕にも言い分はあった。
確かに一瞬言わなければバレないかもとは思ったけれど、報告の話は聞いていない。
だからこそさっき聞かれて嘘は言えなかったのだ。
僕の言葉を聞いて彼女の表情が少し緩んだ。
「じゃあ次からは何かイレギュラーな事があれば報告するのよ」
一応納得してもらえたようだ。けれどそれだけでは終わらなかった。
「じゃあ今度はズボンとパンツを脱いで床に四つん這いになって」
この流れだとアナル責めをされるのかと思ったけれどまだシャワーも浴びてなければ準備もしていない、何かがおかしいと思った。
その時だった。今度はパァンという音と共に尻に鋭い痛みが走る。
「痛っ…!」
僕は思わず背中を仰け反らせた。
「今度は約束を守れなかった罰よ。スパンキング30発ね」
スリッパで何度も尻を叩かれた。なんでこんな事をされなければならないのか。そうだ、僕はマゾで彼女のなす事に身を委ねる存在だからだ。
痛いし情けないし恥ずかしい。なのに何故かチンコが疼き始める。僕は尻を叩かれ勃起してしまった。
今まで恥ずかしいけど気持ち良くてチンコが反応した事はあったけれど、痛いのに勃起するなんてあり得ない。
僕の体はもう、肉体的性感ではなく、精神的羞恥や屈辱に興奮を覚えるようになってしまったようだ。
30発叩かれ終わった頃には我慢汁まで垂らしてしまっていた。
「お仕置きでチンチン大きくなっちゃったの?やっぱり私が見込んだだけある変態で嬉しいな」
彼女の機嫌はもう戻っているようだった。約束を破った事で幻滅されていたら…と考えていた僕は安堵した。
「しばらくこのままの格好でいるのよ」
と言って彼女は僕の鞄からスマホを取り出す。ロックを外すように言われ従うと動画を起動し机の脚に立てかける形で僕の姿を撮影した。
「あと10分はその体勢で反省しなさい。スマホの画像は証拠だからちゃんと残しておいて」
「これからは勝手にオナニーもしちゃダメよ?ちゃんと報告してね」
彼女はそう言って帰っていった。
結局この日は尻を叩かれただけでセックスはさせてもらえなかった。
四つん這いのままどうしようもない惨めさに駆られつつも胸の中が甘くざわつくのを感じていた。


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