ギャルからのLINE
その日、仕事を終えてスマホを確認すると、ギャルからの通知が入っていた。
──未読のままになっていたメッセージに、追撃するように「お疲れ様!」というスタンプが送られてきている。
日中は仕事の関係でスマホをほとんど触れない俺は、結果的に彼女の連絡を無視する形になってしまっていたらしい。
遡って確認すると、その前のメッセージには──
『今日楽しかったね! よかったらまた会お?』
「……なんで、こんなに執着されてるんだ?」
スマホを持ったまま、俺は思わず頭を抱えた。
試しに連絡を返すと、ギャルは即レスしてきた。
あまりの既読の速さに、一瞬「監視されてるのか?」と動揺したが、どうやらこれが彼女の普通らしい。
それにしても、彼女が言っていた『昔のこと』が気になる。
一度会って話をすれば、何かわかるかもしれない。
そう考えた俺は、『じゃあ、今度カフェでもどう?』と提案した。
軽くお茶でもしながら、それとなく話を聞くつもりだった。
待ち合わせの日
──が。
待ち合わせの日。
ハイテンションなギャルを前に、少し人見知りしそうになった俺をよそに、彼女は当たり前のように俺の腕を引っ張った。
目的地は、まさかのカラオケ。
「え、なんでカラオケ?」
戸惑う俺をよそに彼女はニヤリと笑い、こう言った。
「青春時代の歌でも歌ってさ~、親睦深めよ?」
呆れながらも、まあカラオケで少しは話せるだろうと自分に言い聞かせる。
結局、俺は彼女のペースに流されるまま、店内へと足を踏み入れた。

カラオケの個室に入ると、彼女との距離がやけに近く無意識に身を引きたくなる。
あれだけ露出が多いと、視線がどうしても引き寄せられる。
並んで歩いているときは気にしなかったが、そういえば、このギャル…露出度が過激だったな。
香水の甘い香りが漂い、体温とともに絡みつくように感じる。思わず一歩後ろに下がろうとした瞬間、予期せぬ形で壁際に追い詰められてしまった。
その香りがまるで息をひそめるように、胸元に絡みついてくる。ちょっとした緊張感とともに、彼女の視線は鋭く、どこか意地悪さを含んでいるように感じて、胸の奥がざわつく。
「どうしたの? こっち来ないの?」
彼女はにっこりと笑いながら、わざと手を伸ばしてくる。その手が俺の太ももに触れ、くすぐるように動いた。
「ちょ、ちょっと…」
俺の言葉を遮るように、彼女はにやりと笑いながら言った。
「昔からくすぐり弱いもんね。」
「だから、なんで俺の──」
言葉を続けようとした瞬間、彼女の顔がぐっと近づき、耳元でそっと囁いた。
「昔も、そうだったでしょ?」
──は? 思わず彼女の顔を見たが、その表情は先ほどまでと変わらずにこやかだ。
「覚えてないの? 一緒によく遊んでたのに」
「……いや、ごめん。本当にわからないんだ……」
「ふーん……」
彼女は、俺の目をじっと覗き込みながら、また口を尖らせる。
この表情――昔、確かにどこかで見たような気がする…そう思いを巡らせていると、彼女がゆっくりと口を開いた。
「今から思い出させてあげる」
──え? いや、何をするつもりなんだ? 戸惑う俺をよそに、彼女の唇がそっと近づいてくる。その唇の隙間からは、赤い舌がちらちらと見え隠れしていた。



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