③女王様のお眼鏡
こんな感じで中々理想のパートナーと出会えてこなかった私達だけれど、
マゾ男の方は、私と同じく、いつか理想の女王様と出会えた時のために、
という一心で自己研鑽を怠らなかったみたい。

アナルもズッポリ、フィストまで入るし、身体には幾多もの切り傷。
これまでのマゾ男たちって、他人に身体を見られたら…という時の事を考えて、身体に傷を残したがらない男が多かったのだけど。
彼は別、むしろ、社員旅行等そういう身体を見られる機会を徹底排除すべく自営業に。
自分がトップの立場に回る事で、そういう事態に陥る事を回避したみたいね。
とは言っても病院に行く時は主治医に診てもらう機会もあるから、
主治医には適当に言い訳して誤魔化して、どうにかしてるって。
ここまで徹底するマゾ男、中々居ないわよね。
年代が上のマゾ男ならばちらほら聞くけど、
このマゾ男の場合はまだそこまで年がいってないから。
その点も、とても珍しいと思ったのよ。

それで、実際にアナルに野球ボールを入れた写真を送らせたり、
昼休み中に自室の鍵をあけたまま、
デスクの上でちんぐり返しをし続けさせて、
それを動画に撮ったものを送って貰ったりしたのだけど。
ものの見事に、全部こなしてたわ。
私が時間をかけてプレイするにふさわしい…
そう思ったから、実際逢ってプレイしてみる事にしたの。
実際逢ってみての第一印象は、威風堂々としたガタイの良い中年男性というところだったの。
まあ、社会的に成功してそうな見た目…
威風堂々とした男性ほど、中にマゾ性をひそめていたりするものなのよね。
そう考えると、男性って気の毒って思ったりするわ。
デート中のエスコートは完璧で、流石ねと思ったわ。
普通のカップルならこれでメロメロになるんでしょうけど。
私の求めているのは恋人ではなく、私を満足させられるだけのマゾ性のあるマゾ男。
さて、こいつはどうなのかしら…?
と期待半分、ホテルへ入るなりマゾ男が土下座して来たの。
会ってくれてありがとうございます、思う存分虐げて下さい、ってね。
そこまで言われたらもう、容赦なく苛め抜くしかないわよね?
なので、マゾ男が持参して来たオモチャを使って容赦なく虐め抜いたわ。
高級感のあるアタッシュケースの中には、これでもかというばかりにアダルトグッズがぎっしり。
見慣れてる私でも、思わず、まぁ~って唸っちゃった。
それでね、今までのマゾ男なら失神するようなプレイでも、
一向に失神する様子がないの。
苦悶と恍惚の表情を浮かべて、ひたすらにハァハァと荒い息遣いで勃起させているだけ。
思わず背筋がゾクゾクッとしたわね。良い意味で。


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