「裏垢女子」というものの存在も、Mっ気も自覚していなかった男が、
一人の女性に人生を変えられた、そんな体験談です。
SNSの海で見つけた「裏垢女子」
このストレス社会で、癒やしを求めてSNSを無心で見ているときにふと目にしたのは「裏垢女子」の一枚の写真だった。
長身で華奢な体つきの女性が、少し誘惑的な表情でカメラを見つめ、官能的なポーズを取っている。
その姿に、僕の心は一瞬で引き寄せられた。
以前から自分は長身の女性が好きだと感じていたけれど、
それと同時に…可愛らしい格好をした女性に惹かれることも多かった。
しかし実際にそんな女性と出会うことはなかなかなく、ナンパなどする勇気ももちろんなかった。
そんな時にふとSNSの裏垢で目にしたのがその彼女のページだったのだ。
なるほど、「裏垢女子」なんていう存在が居るのか…と衝撃を受けた。
最初は偶然のような出会いに思えたが、写真や投稿内容から彼女が東京近郊に住んでいることがわかった。
僕も都内ではないが関東に住んでいるため、いつか会えたらいいなと思うようになった。
その時はワンチャンとか、オフパコとか、そういう言葉が頭によぎっていた。
彼女のプロフィールには「求めています」と書かれていた。そして、目を引いたのがその条件。
「絶対的にMな人」という文字が、僕の中で何度もリフレインした。
正直、SMのようなものには今まで挑戦したことがなかった。でも、彼女の魅力にはどうしても抗えなかった。
迷いながらも、僕は思い切ってDMを送った。
「初めまして。あなたのプロフィールを見て、少しお話してみたいと思いました。」
送って数分で返信があった。意外に早く連絡が返ってきたことに驚いた。
連絡を取り合ううちに、少しずつ彼女との距離が縮まっていった。
彼女が僕に求めているのは、単にお付き合いのようなものではなく、もっと違った形での関わりだった。
それでも、僕は彼女に会ってみたいという気持ちが強くなっていった。
そして、ついに僕は実際に「裏垢女子」と会う約束を取り付けることができた。
彼女が言うには「いじめられるのを受け止められるか」を確認したいということでその前提で会うことに決まった。
――これから待ち受けるのは、単なる「裏垢女子」との出会い以上の何かだった。
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