「あぁぁ・・C部長。C部長の匂い、たまんねえ」
するとガチャっと入り口の扉が開く音がした。
はっと我に帰り自分の席に急ぎ足で戻る僕。
やってきたのは部長だった。
「あれ、まだ残業してたの?こんな時間まで大丈夫なの?」
心配だったのだろうか。僕の様子をみに会社に戻ってきたのかもしれない。
このときはそう思っていた。
「あ、C部長。おつかれさまです。えっと・・もうちょうど今終わったところで帰ろうと思っていたところです」
「そう。遅くまでお疲れ様。明日も仕事なんだから早く帰ってゆっくり休むのよ」
なんて優しいんだろう。
こんな部長と結婚できている旦那さんがすごくうらやましいとさえ思った。
「あれ、なんだろうこれ」
突然部長が椅子をみながら慌て始めた。
「どうかされたんですか?」
少し気になり部長のもとへと近づく。
「椅子に水滴のようなものがへばりついてるのよ。雨漏りじゃないわよね」
しまった。
ついさっき、椅子を舐めまわしていたときに涎が付着してしまったのだ。
「なんなんですかね。雨漏り??雨漏り?」
僕が挙動不審になっているのが部長にも伝わっていた。
「でもこれ、どうみても今さっきついたような感じがしない?誰かここに座ってた?」
「いいえ。ずっと僕一人だったので誰も!はい!誰も座ってなかったです!」
「ふ~ん」
そういうと部長は椅子にむかってくんくん嗅ぎ出した。

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