俺の性癖は、完全にどSです。
ただのSではなく、確実に「ど」が付くほどのSだと思うのです。1人エッチの時の動画も、違うジャンルの動画を見ていてもいつの間にかSMの世界に入ってしまっているのです。
童貞ではありませんが、実際にSMプレイをしたことがないんです。
実際にSMプレイなんて簡単にできるわけがありません。実際にどの女性が「S」かはわからないものです。
しかも、いくらSMの勉強をしたところで、お金持ちやイケメンでもない俺には彼女などもできないので素人女性を調教することもできません。
俺が思うSMの醍醐味は、プロとSMをするのではなく、素人の女性を調教することだと思っています。MはMでもいろいろなMがいると思うのです。
緊縛が好きな女性や、アナル系、痛み系、それこそたくさん性癖がありますから、俺好みの女性に仕立て上げたいと思ってしまうのです。
俺はいつの日か調教するために、インターネットで勉強しているのです。
そんなある日ネットの中にSM専門の出会い系サイトがあるのを見つけました。なんとなくあるのはわかっていたのですが、ちょっと怖さもありました。
そもそも信じていないと言った方がいいかもしれません。
サクラや業者がうようよしているというイメージがあって、利用する気にもならなかったのですが、その日は魔がさしたとでもいうのでしょうか、つい覗いてみてしまったのです。
そのサイトは、確かによさそうなサイトでした。
書き込みもきちんとしているし、冷やかしもなさそうなサイトでした。俺もアカウントを作って入会してみました。
確かにそのサイトに俺が書き込みをすると、すぐにたくさんの返信がやってきました。
想像していたのよりたくさんの返信に少々驚きましたが、逆にサクラかと思ってしまうほどでした。
ところがよくよく見てみると、ベテランの調教師とベテランの奴隷がやり取りをしてm台を楽しんでいそうな感じでした。
最初はやり取りをしてくれたのですが、俺がSM初心者だとわかると馬鹿にはされないのですが、会うことに話が及ぶと全然会ってくれる気配がないのです。
何人もやり取りはしてくれるのですが、一向に会える気配がなかったので、もうそこは退会しようと思っていました。
そんな時、ある女性が俺にメッセージを送ってきたのです。
最初からとても丁寧なやり取りをしてくれた女性で、暗くなっていた俺もわくわくしてしまいました。
その女性は、年齢は俺の10歳上。俺にとっては今までの女性で一番年上になります。しかも彼女は、不思議な書き込みをしてきたのです。それは…
「私はMです。Sの男性を探しております。書き込みを拝見しましたが、調教をご希望でした。まだ調教をされたことがないとも書いてありました。そこで提案があります。」
と始まった書き込みで、そのあとが驚くべきものでした。
「調教を私が教えてみたいのです。」と。
調教される側が、調教の仕方を手ほどきしてくれるというのです。
最初そんな書き込みを見て、信じるはずがありません。でもそのあとやり取りを半信半疑のまま続けてみるとどうやら本気のようでした。
調教される側が、知識しかない俺に調教を教えてくれるというのも妙な話ですが、もししてもらえるなら、面白いかも…と思ってしまいました。
騙されてもいいかなと思ってしまうほど興味が出て来てしまったのです。
デートの当日、俺はまだ半信半疑のままでした。
本当にそんな女性がいるのか…でも考え方によっては、M女性にとっても「こんな風に調教されたい」という願望があるはずだと。
ただS男性のなすがままでは嫌だという女性がいてもおかしくはないと考えるようになっていたのです。だって、それって俺と同じだと思うからです。
Sだからと言って、相手の人間としての尊厳を犯す権利はないのですから。
それがSMの本質だとネットに書いてありました。ドキドキしてデートの待ち合わせ時間を待ちました。
待ち合わせ場所で俺を待っててくれていたのは、年相応の感じでしたが、とても綺麗な女性でした。若くて透き通るような肌というわけではありませんが、艶というんでしょうか…ものすごい色気なのです。決してケバい感じではなく、質素な感じを漂わせながら、その場に佇んでいるといった感じの女性でした。
この女性がM女だと思うと、本当にゾクゾクしました。
ここにやってきたということは、本当にこれから調教を俺にレクチャーしてくれるということなのですから。
彼女は、少し大き目のボストンバックを持ってきていました。出会ってすぐにホテルに向かいました。部屋に入って、彼女はとても丁寧に自己紹介をしてくれましたが、その時点から俺は勃起しまくりでした。これからどんなレクチャーが始まるのかとても楽しみでした。
まずは交代でシャワーすることにしました。
シャワーが終わると彼女はベッドで待っていました。その大き目のボストンバックの中は、彼女が調教の時に使ってほしいと思っている道具でした。
妙な感覚でしたが、彼女が自分でこんな風にしてほしいという道具を用意しているなんて、なんていじらしい女性なんだと思いました。
彼女が最初に俺の前に差し出したのは、猿轡(さるぐつわ)や手足の拘束具でした。これには興奮しました。彼女がこれをしてほしいと望んでいるなんて…
そのうち実際に拘束してみました。レクチャーは、拘束するときにどのくらいの力加減で拘束するのか、そしてそもそもSMの作法とはそういうものかを俺に教えてくれたのです。
それだけでも興奮している俺は、彼女のなすがままに調教したのです。
実際に、調教が始まりました。これこそまさに「倒錯」の極みでした。とても変なことをしているのですが、このありえない状況の中で大興奮でした。
調教される側が、調教する側にレクチャーするなんて…調教される側がしてほしいと思うことを、そのままダイレクトに教えるので、彼女の感じ方は半端ないものでした。
途中乳首で何度も逝く彼女を見ているだけで俺も発射寸前でした。
その日のプレイは俺にとっては強烈なものでしたが、実際彼女にとってはどうだったのかをメールでやり取りをしました。
この時点では、LINEを交換していたので、心置きなくやり取りをすることができていました。
その中で、彼女に言われたのが、「言葉がけ一つで調教は変わる」ってことと、「優しすぎ」ということでした。もちろん初めてで、レクチャー中ですからそんなに激しいことができるわけもないことは彼女もわかってくれていました。
それを加味しても、調教しているときの俺の表情が、ベテランの人と似た雰囲気が出ていたそうで筋があると言ってもらえました。
その後も彼女とはかんけいが続いています。彼女をSMの師と仰ぐようになり、彼女とも何度も何度も愛し合いました。
そう、師弟関係でありながら愛情にも似た感覚が芽生えつつあるのです。
自分でも不思議な関係だな…と改めて思います。最近は、調教も俺のペースでできるようになりつつあります。
彼女も白目を向いて果てる機会も増えてきています。さらに師と一緒にSM道を極めていくのもありかな!と思う今日この頃です。
調教方法を教わりたい初心者S男性向け
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