こんな「ドライオーガズム」は危険?性機能障害で起こる危ないドライオーガズム

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ドライオーガズムの基本

ドライオーガズムとは、射精を伴わずに性的な絶頂(オーガズム)を迎える事をいいます。
しかし、射精せずにオーガズムを迎える事全てがドライオーガズムと考えるのは少し危険です。
精子が出ない状況がドライオーガズムとはまた別の、性機能障害によって引き起こされている可能性があるのです。
この記事では、性機能障害によって引き起こすドライオーガズムについてまとめてみました。
各症状について思い当たる方は医療機関への相談を検討してみてください。

性機能障害で起きるドライオーガズム

ドライオーガズムは、性的興奮を感じ絶頂を迎えても射精を伴わない、あるいは射精量が極端に少ない状態を指す。
これ自体に関しては必ずしも問題ではありませんが、性機能障害が原因で起こる場合もあります。
以下に見ていきましょう。

身体的な要因

ドライオーガズムに至った要因として考えられる症状を代表的なものから纏めました。
ドライオーガズムを日常的に楽しんでいる人には、ぜひ射精を伴うオーガズムも併用して、性機能に障害が無いか定期的な確認はオススメです。
特に下に挙げる病状のある人や、ドライオーガズムに慣れて普段射精をしなくなった方は性機能障害に陥ってないかチェックしてみてください。

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 前立腺がん・前立腺肥大症
  • 薬の副作用

糖尿病

糖尿病は、血管や神経にダメージを与えるため、勃起障害や射精障害を引き起こす可能性があります。
進行すると、神経損傷による信号伝達の異常により性的興奮や射精の際に必要な神経伝達がうまく機能しなくなります。
また、糖尿病は神経障害(糖尿病性ニューロパチー)を引き起こす可能性があり、これにより性機能に関わる神経も何らかの影響を受けている可能性があります。
血管障害の可能性も挙げられ、血流が悪くなることで、勃起不全や射精に問題が発生する可能性があります。

高血圧

高血圧は、動脈硬化を促進し、血管の柔軟性を低下させます。
これにより、性器への血流を悪くするため勃起や射精に影響を与える可能性があり、性的興奮や射精の過程に支障を来すことがあります。

前立腺肥大症や前立腺がんは、前立腺に影響を与え、射精経路を圧迫することで、射精障害を引き起こすことがあります。

薬の副作用

前立腺肥大症の治療に使われる薬物は、前立腺と膀胱頸部の筋肉をリラックスさせる効果があります。
これを服用することで、尿の流れを改善します。
しかし、膀胱頸部の筋肉もリラックスさせるため、射精時に精液が尿道を通らず膀胱内に逆流することがあります。
これによりドライオーガズム(射精時に精液が外に出ない状態)が生じることがあります。

まとめ

これらのように、悪い症状の元でドライオーガズムを迎え無いようにするため、日々の生活習慣の改善も重要です。
バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、禁煙やアルコール摂取量の制限も有効です。
パートナーとのコミュニケーションを大切にし、不安や悩みを打ち明け合うことも重要ですが、ドライオーガズムに関する根本的なトラブルの対処法については、医療専門家にご相談ください。
自己判断で対処することは危険です。
性に関する情報は、信頼できる情報源から得ることが重要です。

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