「ハンブラーの着け心地はどう?」
「辛いです…」
「はぁ!?M男のクセに何言ってんの?気持ちよくてチンポも歓んでます、の間違いでしょうが!」
「も…申し訳ございません…っ!!」
「何だかM男としての自覚が足りないみたいだからこの体にハッキリと分からせてやらないといけないみたいね」
僕はこの日、女王様の甘い言葉に乗ってしまったばっかりに、金玉をハンブラーで挟まれ屈辱の真性調教を受けるハメになってしまいました。
これはその時の体験談です。
エゴマゾな僕と即会いしてくれた女王様の正体は…
僕は女性に責められて歓ぶM男ですが、自分の好きな事だけをされたいいわゆるエゴマゾの部類だと自覚しています。
ちなみに僕の好きなプレイは乳首やチンポを淫語と共にいやらしく責められる痴女責め。あとは前立腺マッサージのような痛みを伴わないアナルプレイです。
こういったプレイが好きな僕は定期的に風俗で性欲を満たしていたわけですが、そこで相手をしてくれる女の子は所詮仕事でしかありません。
当然ですが毎回お金はかかるし、口説いたって落ちてはくれないでしょう。
タダで気持ちいい事してくれる女性がいたらなぁ…できればSな女の子と付き合いたいなぁ…そうすればいつでも好きな時にプレイしてもらえるのに…
と考えるのは必然です。
そこで僕は理想の女の子と出会うべくTwitterでエロいツイートをしているSっぽい女の子に手当たり次第声をかけてみました。
チンポの写真を送ってアピールしても無視されるし、返事が来ても金銭を要求されるばかりで全く話になりませんでしたが、ようやく一人だけ会ってくれる女の子が見つかりました。
僕のチンポは期待で膨らみます。
けれど僕の期待は見事に裏切られてしまいました。ご飯だけ食べるとそのままさっさと帰ってしまったのです。僕はただ、ご飯を奢っただけの男。悔しくて堪りません。
持て余した性欲。ここでとぼとぼと帰る気にはなれませんでした。
どうにかこれからすぐ相手をしてくれる女性と出会いたい…そう思った僕は、Twitter以外にもマッチングアプリやSMサイトを駆使します。
また、それまで敬遠していたガチめの女王様にも声をかけたりしました。
そうして知り合えたのが件の女王様です。
今すぐ会いたい、タダでエッチなプレイをしてほしい、食い逃げ厳禁!!
僕の要求はエゴマゾそのものでしたが女王様の答えは、
“新しく買ったアダルトグッズを試せるなら今から無償で相手してあげる”
というもの。僕はこの女王様の甘い言葉に乗せられて、まんまと出会ってしまったのでした。