僕は、スーッと前から毎晩毎晩オナニーばかりしています。もう日課です。いい歳してときっと思われてしまうでしょう。でも…ちょっと性癖も変わっていて、普通の女性と恋愛ができないんじゃないかと思ってしまうのです。その性癖とは…
痴女が好きなのです。
動画配信サイトで、清純派やら妹系など全く見る気がしないのです。
どうしても色気あふれる「痴女」モノばかりクリックしてしまうのです。
その中でも拘束をされて痴女られたいという憧れが…
僕の中では、痴女にもいろいろなタイプがあります。
年上で女王様的な痴女モノ、禁断の関係を迫る兄嫁モノなど微妙な違いと言われるかもしれませんが、僕が好きなのは…男性を拘束する、緊縛痴女なのです。
こんな性癖を満たしてくれる女性がまずいるはずがありません。そんなことはわかっています。
でも、僕の中では性癖などという生々しい感覚ではなく、憧れに近いモノだと思っているのです。
こんな僕ですが、実はボーナスが支給された時に思い切ってSMクラブに行ってみたことがあるんです。会社の飲み会の後に、酔いも手伝って行ってみたのです。
確かに雰囲気はあるし、ドキドキもしました。しかし、最初に料金設定があり、どんなプレイが希望なのか話をしたのですが、これが高いこと高いこと…細かにこのプレイだと+1万円だとか、法外な追加料金を請求され、興醒めになってしまったのです。受付の黒服男性とそんな話をすると、その時点で興醒めしてしまったのです。
そんな経験を経て、僕が感じたのは、プロの女王様では心から楽しめないということでした。でも日常生活の中で女王様と知り合うきっかけなど皆無に等しいと思ったので、大手の出会い系サイトに登録をして、探してみることにしたのです。
確かにSMっぽいジャンルのコーナーもありはしました。
しかし、僕が痴女を探しているという書き込みをしても、スルーされるか馬鹿にされるかどちらかだったのです。
全く成果など出ることもなく、半ば諦めかけていた頃、たまたまバナー広告で見かけたSM専門の出会い系に登録してみたのです。
そこには、夥しい数の書き込みがあって、やりとりも頻繁に行われている所でした。何より嬉しかったのは、僕の性癖を馬鹿にする人など1人もいなかったことです。
きちんと人間として認められたというか、そのサイトに集まって来る人は、真摯にSM系の出会いを求めている方々だったのです。それだけで幸せを感じられるほどでした。
そんな中でも、やりとりを続ける女性がだんだん絞られてきます。アカウント登録直後から気になる女性がいました。その方は、男性の自由を拘束した上で、男性が解放を懇願しつつ、快感に溺れていく様子を見ると、震えが来るほど感じてしまうんだそうです。
そんな風に明確に求めていることを書き込んでもらえると、私も興奮してしまいます。しかも、荒々しい言葉ではなく、とても丁寧な感じがまた興奮するんです。年上の女性に、丁寧に恥ずかしいことを命令される…そんな女性を求めていることも再認識することができました。
その女性にターゲットを絞って、彼女とのやりとりに集中したところ、なんと好感触。とんとん拍子に話がついて、まずは一度あってみましょうという話になったのです。
その時から彼女のプレイは始まっていたのです。
「会うにあたってお願いがあります。」と始まったその時の書き込みは、「これから会うまでの1週間禁欲してきてください」と締めくくられているではありませんか!
この時点で、僕はしびれてしまいました。即答で禁欲生活開始です。
待ち合わせの前日、明日会えるんだと思ったらいろいろ想像してしまい、僕の股間は爆発寸前でした。下着に触れるたびに、亀頭部分に電気が走るのです。というよりじんわり熱くなるといった感覚に近いかもしれません。
そして待ち合わせ当日、期待に胸と股間を膨らませて向かった駅前。知所のお姉さんを待たせてなるものかと、時間より15分ほど早く待っていました。すると約束の時間の時間から5分ほど遅れて彼女が登場。
なんと美しいのでしょう…想像以上でした。
赤のワンピースに薄黒いストッキング…それだけでイってしまいそうな感覚を覚えました。
心臓が激しく鼓動を打ちます。
「待っててくれたのね。ありがとう」といい、彼女は「行きましょう」と歩き出したので、慌ててついて行きました。
「どこへ行きますか?食事でも…」という僕の言葉をさえぎって、「ホテルに行きましょう」
サイトでやり取りを十分にしておいたため、本当に話が早く、目的は一つ!といった感じでした。