私は言われるがまま、さっき貰った真っ赤な口紅を塗りました。デリヘル嬢として今までになかった展開に勝手が分からず、お客さんの指示のまま動くしかありませんでした。
“思いっきり尻を蹴ってください”“ビンタしてください”と言われ、私はただただ無言で蹴ったりビンタします。
そうしているうちに時間がきて、プレイを終えて私は部屋を後にしたのですが、私はとても悔しい気持ちになりました。
というのも、お客さんが望んでいたのはSMプレイだとプレイの途中で理解したものの、それらしい事が全く出来なかったからです。
SMプレイらしく、気の利いた言葉責めでも出来ればもっと満足してもらえたかもしれないのに、私は無言で蹴り引っぱたくしか出来なかった事に、自分の不甲斐なさを感じました。
もちろんSM経験などなかったので仕方ないといえば仕方ないのですが、この出来事がきっかけで私はSMを勉強してみたいと思うようになり、動画を見るなどして研究。
その後、デリヘルから鞍替えしてSM倶楽部に入店して今に至ります。
デリヘル時代には無言で責めるしか出来なかった私ですが、今では私の言葉責めのファンだというM男性からの指名も多くいただくまでに。それだけに、あの時のお客さんにもう一度会って調教してあげたいなという思いが時折頭を過ぎる事もあります』(S恵さん・40代)

『私は写真家をしています。
最初は趣味だったのですが、私の撮った写真がある音楽関係の人の目に留まり、ライブの写真を撮ってほしい、と言われたところから始まり、それがきっかけで音楽や舞台、イベント関係者の人脈が広がり仕事としても成り立つようになってきたという感じです。
SMとの出会いは6年前、徐々に人脈が増え始めた頃、SMイベントの撮影に協力して欲しいという話をいただきました。
私にとっては未知の世界でしたが、いただいた話は私にとって貴重な経験や仕事に繋がるものなので、二つ返事で承諾。
いざイベントが始まると、私はその世界観に圧倒されました。
舞台の上では妖艶な女王様が、ほぼ裸状態のM男を鮮やかな手つきで縛り上げます。縄を受けるM男は恍惚の表情を浮かべ、なすがままにされる事に無上の歓びを感じているようでした。
私は一瞬にしてこのSMという世界に美しさを感じ魅了されたのです。
このイベントを機に主催の女王様と仲良くなった私は、素人ながらに感動した事を率直に伝えました。すると女王様は私に“よかったら実際にやってみる?”と言ってくれたのです。
そして紹介されたのが、女王様のプライベート奴隷でした。
“こいつには何をしても構わないから”と、まず教えてもらったのが鞭の使い方。
慣れない手つきで鞭打つと、奴隷が背中を仰け反らせながら呻く様子に思わず高揚感を覚えました。私は遠慮なしで何度も鞭打つと、“あなた、Sの素質がありそうね”と、今度は緊縛方法を教えてもらう事に。
こうして私は、仕事で知り合った女王様に思いかけずSの素質を見抜かれて、SMのレクチャーをしてもらい、今ではたまにSMイベントのステージに立つまでになりました。
まさか、写真を趣味にしていただけの人間が、それで仕事が出来るまでになり、その上S女としてSMイベントのステージに立つようになるとは思いもしませんでしたが、SMの世界は奥が深く、まだまだ魅力が色褪せる事はありません』(K穂さん・30代)
Sに目覚めるきっかけは人それぞれ、親しくなったら話してもらえる事も!

女王様やS女性がSに目覚めたきっかけについて、詳しく紹介させていただきました。
今回紹介した内容だけでも分かる通り、Sに目覚めるきっかけは人それぞれ。女王様の数だけエピソードがあると言ってもいいでしょう。
今回は匿名の取材という事でお話を伺う事が出来ましたが、女王様という存在はミステリアスでなければならないという考えも根強いので、基本的には親しくない相手に身上を話したりはしないというのが大多数の皆さんの意見でした。
でもそれは逆に言えば、親しくなれば、あるいは親しくなりたいと思ってもらえていれば、エピソードを聞かせてもらえるかもしれないとも取れます。
それだけに気になる女王様がいたら、さりげなくSに目覚めたきっかけを聞いてみてはいかがでしょうか。思いがけず教えてもらえたなら、相手の女王様は貴方ともっと距離を縮めたいと思ってくれているかもしれません!




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