『童貞ですが奴隷になりたいです』
私の元へこんなメッセージが届いたのは去年の夏。
ちょうど夏休み時期だった事もあり、中学生や高校生だったら面倒だなと思いつつ話を聞いてみると、今年で29歳との事。29歳にもなって童貞だなんて苛め甲斐がありそうだと私の嗜虐欲が掻き立てられました。
――なんでそんな年齢になるまで童貞なの?
――奴隷になりたいって具体的なイメージは?
――実際に今まで誰かの奴隷になった事はあるの?
こういう質問をすると面倒に思う人も多いみたいですが、どれも本気で奴隷になりたいという意思があるなら答えられる質問なだけに、私はたて続けに訊いてみました。
返事がなければそれまでだと思っていましたが、彼からのレスポンスは意外にも早いものでした。
――ずっと女性と接する環境になくて…大人になってからは多少そういう機会もあったのですが、どう接していいか分からずとうとうこんな歳になってしまいました
――童貞のチンポを虐めてもらったり、ご奉仕などさせていただきたいです
――いえ、まだ誰の奴隷になった事もありません
普通の感覚の男性なら失礼だと思われるであろう質問にもきっちり答えるあたり、未経験ではあるものの素直でM男の素質のある男性だと感じ、私は会う事にしました。
「こんにちは、マユミです」
「はじめまして、翔太です」
第一印象は年相応で清潔感のある好青年といった感じでした。
彼女がいてもおかしくない風貌なのに童貞だなんて。そんなギャップにもますます興味を惹かれました。
簡単に挨拶を済ませると、軽く食事をしつつ話でもと個室の居酒屋へ。
「普通に彼女とかいそうなのに意外だね」
「そうですか…?中学高校はずっと男子校だったので女性とは縁がなくて…大学に入ってもほとんど男だったので女性と喋る機会もなくて…社会人になってから多少女性と関わる事も増えてきたんですけど、普通の会話をするのが精いっぱいで…」
「ふーん。でも何でそこから奴隷になりたいって思ったの?自分はMだなって思うような事があったの?」
「たまたま童貞の男性がいじめられる動画を見て、S女性になら童貞の自分でも相手にしてもらえるかなと思って…」
「そうなんだ。で、今29歳だったよね?いつ30歳になるの?」
「来月の10日です」
「もうすぐじゃん!」
「ですね…」
確かに、喋ってみると女性慣れしていない雰囲気が伝わってきました。
一人の男性として見るには物足りない、という感じですが、奴隷として見るなら愉しめそう、というのがこの時の正直な感想でした。
食事もそこそこに私達は近くのラブホへ移動しました。
彼の表情を見ると、緊張でガチガチです。ついでに下半身も既にズボンの上からでも分かる程にガチガチの様子でした。
「童貞だからこんな所へ来るのも初めて?」
「はい…」
同時に下半身に触れてやると、ビクッと身を震わせて顔を赤くします。童貞らしい振る舞いがますます私の嗜虐欲を掻き立てました。
「じゃあ早速服、脱いでくれる?」
「えっ?あっ…はい…」
部屋に入ると私はすぐさま裸になるように促しました。彼は戸惑いながらも従います。
「パンツも脱いでちゃんと全裸になるのよ」
「はい…」
素直な彼は辿々しく下着に手をかけるとあっという間に一糸まとわぬ姿に。当然のように彼のペニスは完立ちでした。
「これがまだ一度も女の子を知らない童貞チンポね」
「はい…」
「でもオナニーは人並みにするんでしょ?」
「はい…」
「じゃあ今からやって見せてよ」
「えっ…?」
「いつもやってる事を私に見せなさいって言ってんの」
「は、はい…」
彼はベッドに腰掛けると、チンコを扱き始めました。私がその顔をじぃっと見てやると、みるみるうちに彼の表情に羞恥の色が灯ります。
「人に見られながらのオナニーってどんな気分?」
「恥ずかしいです…」
「へぇー、恥ずかしいのにガマン汁出てきちゃうんだ?なんで?」
「…気持ちいいから…」
「見られて恥ずかしいのに気持ちいいの?ヘンタイだね?」
言葉で辱めてあげると、恥ずかしそうに振る舞いながらもペニスをしごく手の動きは早まります。
「はぁ…はぁ…」
早まる手の動きと共に彼の息が上がっていき…
「あ…イク…」
という呟きと共にペニスから盛大に精液が噴き出しました。
オナニーを開始させてからイクまでの時間は3分ほど。正直早いなと思った私は彼への最初の調教を射精管理に決めました。
「ねぇ、いつもどれくらいのペースでオナニーするの?」
「二日に一回くらいです…」
撒き散らした精液をティッシュで拭きながら彼は答えます。
「もうすぐ30歳になるにしては回数が多いね。やっぱり童貞だから我慢できなくなっちゃうの?」
「でも私の奴隷になりたいなら、これからはオナニーも私の許可を得ないとね」
「これからは2週間に一回にしなさい」
「えっ…!?」
彼は戸惑いの声を上げました。確かに今まで二日に一回していたオナニーが2週間に一度になってしまう事に抵抗を感じるのも無理はありません。
けれどこれは調教。
私の奴隷になりたいというからにはこれくらいの命令はこなしてくれないと困ります。
「このままただの童貞で一生終えるつもりなら無理にとは言わないけど?」
「頑張ります…」
こうして童貞・翔太への射精管理生活が始まりました。