サクラモンドさんからの投稿です。
裸にコートの女王様とはマッチングサイトで知り合い、会うに至りました。
女王様は既婚者で旦那が寝てから自宅を出てくるというので、正直なところ
出会い系サイトでありがちな「待ちぼうけ」や「すっぽかし」を受けることを覚悟のうえで
待ち合わせしました。
しかも待ちあわせ場所は公共施設とかではなく、住宅街にぽつんとたたずむ自動販売機の横。
こんな場所で一人で立ち尽くしていたら最悪な場合、不審者に思われてしまうことは必至。
手には汗。スマホを持つ手も次第に汗でびしょびしょに。
冬なのに、変な汗をかいていました。
その場所は人も時折通るし車や自転車も通ります。
深夜の1時。
さすがにこんな場所で立っているのも恥ずかしくてたまりません。
女王様はまだ来られないのかメールをすると、今お店でお酒を軽く飲んでいくから
そのまま待っていなさい。との返信がありました。
騙されたな、これは。
一瞬胸をナイフでえぐられたような苦しみがこみあげてきました。
出会い系で体験したことがある人もいるはず。
いわゆるこれは冷やかしなのだと。
女王様を名乗る冷やかしにまんまと弄ばれ、静かな住宅街の自動販売機の横で立たせてきっと遠くで見て笑っているのでしょう。
こんなに恥ずかしい想いをしてまで待っていたというのに、女王様を名乗る人物に自分はからかわれたのだと。
その時は裏切れた気持ちでいっぱいでした。
そのまま返信を無視していたら。
「なぜ黙っているの?待てないならあなたは私のペットとして相応しい男とはいえないわ」
追い打ちをかける返信が入りました。
「もうこれ以上待てません!なぜ女王様がこんなことをするのか僕には信じられないんです。僕はこんな寒い中、一人でぽつんと自動販売機のところで待っているというのに女王様は暢気にお酒を飲むとおっしゃられる。もう女王様が冷やかしにしか思えなくなりました!」
自分の気持ちを正直に送りました。
そして僕は自動販売機をあとにして駅に向かいました。
あれだけ期待していただけに弄ばれたことによって僕の心はズタボロ。
正直、泣きそうでした。
駅に向かって歩いている途中、無償にトイレにいきたくなり公園の公衆トイレへと駆け込みました。
そこで用を足していると背後からコンクリートを打ちつけるヒールの音が聞こえてきました。
その音は徐々に自分のほうに近づき、自分の背後までくるとその音は止まりました。
幽霊を信じているタイプの人間なので、このときばかりは
出たのかと思いました。
何せこんな時間帯に公衆トイレに女性がくるはずもないのですから。
後ろをみたらいけない!
もうすでに尿は出し切っているのに、チャックを上に戻す動作ができません。
背後には無言で立ち尽くす女性らしき人物。
どうすればいいのか頭はパニックでした。
誰かきてくれないだろうか。
誰でもいいからきてくれ!!
しかし深夜1時です。
こんな時間帯に誰がくるというのでしょう。
目を閉じながらゆっくりとチャックを上に戻していると背後から小さな声で囁くのが聞こえました。
「みぃーつけた」
僕はその声を聞いた瞬間に目をつぶりながらとにかく走ってその場を立ち去ろうとします。
しかし、強い力で腕をつかまれてしまいました。
「どこいくつもり?あなたが待つ場所は自動販売機だったはずよ」
目をあけてみると、そこには黒髪でコートを着た女性が立っていました。
「ま、まさか」
「そう、そのまさかよ。あなたの女王様よ」
「え?どうして女王様がここに」
「居酒屋を出たらちょうどあんたが歩いているのが見えたのよ。メールで送ってくれた目印と一緒だったし、顔写真とうり二つだったからあとをつけてみたの」
「そ、そうだったんですね」
「そうだったんですねじゃないわよ、ドアホ。命令に背いた上に私をバカにしてくれたわよね。ここでお仕置きしてやるわ」
そういわれ女王様に個室のトイレへ押し込まれ僕はこのあと、女王様に両方の乳首に洗濯ばさみをされたまま、フェラチオされるのでした。
気持ちイイはずのフェラチオ。
女王様の唾液たっぷりのフェラチオ。
しかしそんな夢心地のようなものではありませんでした。
何しろこれはお仕置きなのですから。
唾液でぬるぬるになったペニスにも洗濯ばさみを装着され、
アナルに綿棒を突っ込まれるという事態に。
「抜けちゃわないようにテープで固定してあげるわね」
人の性器をオモチャ扱いする女王様。
「さぁて、こんな無様な状態を友達に報告しなさいよ。ほらLINEでもなんでもいいから誰かに電話しなさい」
「こんな時間だからみんな寝てますよ」
「あなたのことを大事に思っている友達ならこんな時間帯だろうと電話にでてくれるはずよ」
女王様の無茶ぶりに応え僕は友達に女王様に辱められていることを報告。
あろうことか、女王様は僕の友達も交えて後日、会おうと命令してきました。
友達は自分も調教されるのではないかと不安がっています。
そしてその待ち合わせがいよいよ明日に迫ります。
どんなハプニングが起きたかは後日、報告させていただきます。