「脱毛してるの?」
「あ、はい…毛がない方が変態っぽいかなって」
彼は自分で自覚してるタイプの変態だった。この辺りから今までの男にはなかった新鮮さを感じ、面白くさえ思えてきた。
しかも、彼の変態性はここで終わりではなかった。彼は自分のバッグから何かを取り出しベッドに置く。
アイマスクとテープだった。
「あの…今日はコレで目隠しして拘束してくれませんか?それから良かったらコレを着てほしいです」
差し出された紙袋。中には黒のランジェリーが入っていた。
「僕、マゾなんでSMプレイっぽい事して欲しくて…ダメですか?」
「私、そういう経験全くないけどいいの?」
「はい。好きなようにしてくれるだけで充分です」
「それなら…」
SMの経験など一切ない私にとっては衝撃的な要望だった。出来るはずがないと思う反面、好きにしていいと言われたらまあちょっとやってみようかなとも思えた。
イケメンの彼がどんな痴態を見せるのか、好奇心に駆られた部分もあった。
私は黒のランジェリーに着替え、彼をベッドに仰向けにすると目にはアイマスク、手首を頭の上でまとめて拘束した。
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