「んっ…んん…」
「んぁ…はぁ…」
部屋に入るととりあえずソファに座った。
ここまで来ると普通は男からキスを仕掛けてくる。何なら部屋に着く前にキスしてくる男だっている。
でもタクミは違った。
何だかソワソワしているから私から彼に口づけた。
舌を挿し入れ絡ませる。
そこでようやく彼も応えてくれた。
ホテルに誘うのも私ならキスを仕掛けるのも私。
今までにいないタイプの受け身な男だなと思った。そういえば彼はずっと敬語だな、とも思った。
「もしかして初めて…?」
「いや…そういうわけじゃないんですけど…」
あまりに受け身過ぎてもしかして初めての経験なのだろうかと思ったけれど、そうではないらしい。
私はズボン越しに彼の股間を撫でた。
もしかして乗り気ではなかったのだろうか…と思ったからだ。
でも下半身はしっかり硬くなっていて、興奮していないわけでもなさそうだった。
「じゃあ、シャワー浴びよっか?」
彼もその気なら私だって早くしたい。私はシャワーへ誘った。でも彼は意外な言葉を口にした。
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