※この記事はSM変態LOVERSで掲載されている記事の紹介となります。
ストーリーのあらすじ
美園女王様は、中年の何の特徴もないM男・ノビ太をレンタルルームへと連れていき、女装させる。
薄汚い男の肌に、女性らしい可愛い下着。
このギャップを堪能したあと、日常のことを尋問しながらお仕置きしていく。
さらにお仕置きは激しさを増し、パドルを使った調教の末、ノビ太をメスイキさせてしまう。
お仕置きをされ、叱責までされているのに絶頂してしまう体。
もはやその姿は真性M奴隷と言わざるを得ない。
これはそんな開発をされ続けたM男と絶品の調教テクニックを兼ね備えた女王様の話である。
本編
ゆっくりとディナーを堪能した後、私はノビ太に言いつけていた待ち合わせ場所へコツコツとヒールを鳴らしながら向かう。
意外にも早く到着しそうだ。約束の時間まであと10分ある。
それなのに、ノビ太は仕事上がりのスーツ姿で、雑居ビルの前に立っていた。
ずいぶんと私に依存しているノビ太は、いつも通り、だいぶ早い時間から来て私を待っていたんだろう。
「美園(みその)様、お待ちしておりました。嗚呼、今宵のお召し物もあまりにお似合いです。そのような美しい型のワンピースを着こなせるのは、スタイルの良い美園様だけです。それに、巻いたヘアスタイルもお綺麗で……」
「行くわよ、さあ早く」
早口で喋るノビ太を遮り、雑居ビルの地下にある、この辺りで一番安いレンタルルームの受付をノビ太に済まさせ、薄汚く狭い部屋へ入る。
ノビ太に会うときは大抵、ここのレンタルルームを使う。
それは、ノビ太が、繁華街の隅にある最底ランクのゴミ捨て場のような部屋がお似合いの、底辺奴隷だからだ。
ごくり。
部屋に入ると、まだ季節は春だというのになぜか汗ばんでいるノビ太が、カバンから取り出したペットボトルのお茶を飲んだ。
私はゆっくりとノビ太の前に座り、じっと目を見て言う。
「お前、今、自分が何をしたか、わかっているの?」
「あ、え、ええと」
薄くなりかけたノビ太の額に、さらに汗がにじみ出す。
「私がいるとき、お前が口にしていいのは、私の聖水だけ。何回言ったらわかるのよ。覚えが悪すぎるわ」
「申し訳、ございません!」
土下座をする勢いで謝るノビ太の足をヒールで小突きながら、今日の本題に入る。
「言っておいた約束は、ちゃんと守ってきたわよね?」
「はい、もちろんでございます」
「それなら、早く脱いで見せなさい。愚鈍な奴隷は大嫌いよ」
普段はスーツ姿でかしこまっている、お堅い企業の取締役という立場の奴隷は、急いでジャケットとワイシャツ、ズボンを脱いだ。
すると、特徴のない中年の普通体型の裸体に、ピンク色のサテン生地に白いフリルがびっしりあしらわれたブラジャーとパンティを身に着けた男が現れた。
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