アナル調教はSMの中でも人気の高い調教方法であり、初心者の人からベテランの方まで楽しんでいます。
しかし調教方法によっては思いかげない危険が起きる事もあります。
安全に楽しむ為にもどんなトラブルがあるのか、またトラブルの対応方法を知っておいて損はないでしょう。
今回はそんなアナル調教に関してまとめてみましたので、是非ご覧下さい。
アナル調教とは
アナルセックス、アナル拡張をする事
この説明だけ見ると、「なんだ簡単じゃん」と思う人もいるかもしれません。
しかし、この調教を行う前にしなければいけない事がいくつかあります。
★浣腸をする
浣腸液(排泄を促すために使われる薬剤)をアナルに注入する。
有名な物でいえばイチヂク浣腸がありますが、こちらは薬局等で手に入ります。
アナルに適量の浣腸液を注入して、浣腸をしてアナルの中を綺麗にしてあげましょう。
★アナルをほぐす
アナルをほぐさずに指やペニスを挿入するのは、危険行為です。
出血してしまう可能性もあるので、まずはアナルをほぐす事が大事。
肛門の周りを円を描くように親指や人差し指で優しく撫でましょう。
この時、潤滑油を使うと解しやすいです。
★指を挿入
アナルがほぐれてきたな、と思ったらまずは小指の第一関節の半分くらいを入れてみましょう。
この時、必ず潤滑油を塗る事とコンドームを使う事も大事です。
潤滑油を使わなかったり、コンドームなしで直で指を挿入してしまうのは、肛門に傷がついてしまうかもしれないのでやめましょう。
ゆっくり小指を入れていって、入るようであれば次は薬指の第一関節の半分くらいへとどんどんシフトチェンジしていってもいいです。
★指をもう少し奥へと入れてみる
第一関節の半分くらいがすんなりと入るようになったら、今度はまた小指からスタートし、第一関節まで入れてみるイメージでやってみましょう。
この時も、必ず潤滑油を使って行って下さい。
また、手コキと同じで指を出し入れするものだと考えている人も多いですがまだ初めなので出し入れはしません。
指で円を描くようにアナルの中を回していきましょう。
アナルの中をほぐす、というイメージで考えた方がやり易いかもしれません。
★次は第二関節に挑戦
第一関節がすんなりと入るようになったら次は第二関節です。
第一関節と同じ要領でゆっくりと挿入し、中をほぐすイメージで少しずつアナルを広げていきます。
小指の第二関節が入るようになったら、次は薬指とシフトチェンジしていきましょう。
ただし、第一関節を挑戦した日から最低でも一日開けてアナルを休めてあげる事が大事です。
★二本指に挑戦
指一本がすんなりと入るようになったら、次は二本指に挑戦してみましょう。
薬指と中指が一番やり易いと思うので、この二本で挿入してみるのがオススメです。
これまた、中をほぐすイメージで出来る限り出し入れはせずに行いましょう。
ただし前回と同様、第二関節まで挑戦した日から一日は開けてアナルを休めてあげましょう。
★ここまできたら次はペニス挿入に挑戦
指二本が入るようになれば、だいぶアナルもほぐれてきているのでアナルセックスが出来るでしょう。
そうはいっても、いきなりペースをあげるのはアナルにも負担がかかります。
慣れるまでしばらくは1回10~20分くらいで行い、アナルの負担を出来るだけ軽くしてあげる事が大事です。
この時、性感染症(HIV、クラミジア、梅毒等)を防ぐ為にも必ずコンドームを使用しましょう。
★新たな浣腸方法や、グッズを試してみる
ペニスに慣れてきたら、だいぶアナル調教は進んでいるといえます。
なので、ここまできたら新たな浣腸方法やグッズを使ってみても楽しいかもしれません。
⇒オススメな浣腸方法
・ぬるま湯
・食塩水(濃度の調節が必要)
・牛乳、コーヒー
があります。
一番下の牛乳、コーヒーに関しては邪道ですが斬新であり見た目でも楽しむ事が出来ます。
ただし、邪道である事には変わりはないので少量から試してみる事をオススメします。
⇒オススメアナルグッズ
・アナルパール
・アナルプラグ
・エネマグラ
これらのグッズを使用する場合、必ずコンドームを使用しましょう。
新たな浣腸やグッズを使用してみる事で、さらに感度が増してアナル調教が楽しくなると思います。
また、マンネリ解消方法としてもオススメします。
トラブル&対応方法について
アナル調教について詳しく説明させて頂きましたが、その中にもトラブルになりそうな点はいくつかあったと思います。
ここでは、実際に起こってしまったトラブルとその対応方法をご紹介します。
・浣腸液の投与量を間違えてしまい、相手を体調不良にさせてしまった
⇒AVでよく大量浣腸、カエル腹みたいなワードがあると思いますが、その影響で初っ端から量を守らずに投与してしまう人がいます。
AVに出ている人はある程度経験がある人ばかりであるのと、演出であり本当は大量に浣腸液を投与していないパターンもあります。
なので、影響されてしまいがちですがきちんと投与量を守りましょう。
投与量を間違えてしまうと、脱水症状や腹痛を引き起こさせてしまう可能性があります。
その場合は、調教は中断して水分を取らせたり、ベッドで横にさせてあげましょう。
・潤滑油を使用せずに指を挿入し、アナルから血が出てしまった
⇒唾やオマンコから出る愛液でカバーする人がいますが、潤滑油に比べてそこまでの量が出ない事、そしてすべりの良さが違います。
潤滑油を使わずに挿入するという事は、腸内を傷つけているのと同じなので絶対にやめましょう。
血が出てしまったら、調教は中止にして数日アナルを休ませてあげましょう。
・ゴムを使用せずアナルセックスしたら数日後、性感染症になってしまった。
⇒性感染症というのは、肛門の接触からも感染するケースがあります。
この場合は、ゴムを使用していなかった為に感染してしまったといえます。
生の方が気持ちいいという人が多いですが、アナルセックスに関してはゴムを使用した上で行いましょう。
・アナルをほぐして指を挿入した所、相手が気持ちよさそうだったから調子に乗ってズコズコやってみた所、その後激しく痛むと言われてしまった
・指1本が入ったので、大丈夫だろうと無理やり指2本にしてみたら出血した
・指2本もスムーズに入ったから、セックスを試みるも痛いと言われて拒否された
⇒この3つの実例は、その場の勢いで段階を飛ばしてしまいがちなよくあるパターンです。
指がすんなりと入り、相手も気持ちよさそうにみえる!と、そうはいってもアナルもすぐにはほぐれません。
ほぐれてきてはいますが、そんな中いきなり激しく出し入れするのは腸内を傷つけているのと同じです。
激しく痛んだり、出血するという事は、腸内が傷ついたであろうと想定出来るので、この場合は調教は中止にして数日アナルを休ませてあげましょう。