SM好きの中にもいろいろな趣味嗜好の人がいます。
ソフトSMが好きな人、ハードSMが好きな人。
肉体的に痛めつけられたり快楽を与えられるプレイを好む人。
罵倒されたり恥ずかしいことを言わされたりする羞恥プレイなど、支配されたり精神的にイジメられるのを好む人。
中でもロウソク・ムチ・針・窒息プレイなど、苦痛系と呼ばれるハードなプレイがあります。
なぜ苦痛が快感に変わるのか?
SMで痛みや苦しみが快感に変わるその仕組みと、苦痛系SMプレイの体験談をご紹介します。
苦痛が快楽に変わる仕組み
「ランナーズハイ」という言葉を聞いたことがあると思います。
「ランナーズハイ」とは、長時間走り続けて苦しい思いをすると、ある瞬間から気持ちがよくなり多幸感・高揚感を得られる現象のこと。
エンドルフィン、あるいは内在性カンナビノイドという脳内麻薬が分泌されるからだと言われています。
痛みや苦しみに耐えることで、気持ちよくなる脳内物質が分泌されるのですね。
また、人間はもともと本能的に、暴力的な行為に興奮や快感をおぼえるものです。
暴力をふるうとき、ふるわれるとき、アドレナリンやドーパミンがあふれ出るのです。
SMは一度その快感に目覚めるとハマってしまう人が非常に多いです。
その理由は、アブノーマルな行為によって、強い快感をもたらすこれらの脳内麻薬が一般的なセックスよりも多く分泌されるから、というわけ。
調教を続けることによってハードSMも可能に
最初から痛みをともなうハードなプレイで気持ちよくなれる人はいません。
が、SM調教を繰り返していくとしだいに身体は慣れていき、苦痛と快楽がセットになっていきます。
そしてより強い快楽を、刺激を求めていくうちに、ハードなSMプレイへとエスカレートしていくのです。
また、SMに目覚めたきっかけから苦痛系プレイへの憧れを持つ人も多いです。
アニメで、美少女が悪役に拘束されているさまや、主人公が殴られて血を流す姿を見て性的興奮をおぼえた。
家庭や学校などで、困難や理不尽の多い環境を経験し、頑張って耐えて乗り越えた・・・
こんな記憶や経験から、苦痛=性的興奮、痛みや苦しみを耐えたあとに強い快感がある、と脳にインプットされているケースもあります。
苦痛系プレイに快楽を見出すM男の体験談
女王様の調教により蝋燭・鞭の快感に目覚めました
「ロウソク責めがお好きな女王様は多い印象です。
熱さに悲鳴をあげたり、縛られた状態で身体をよじらせたりといったマゾ奴隷の反応が楽しいのだそうです。
さすがサディストですよね…。
僕も最初はあまり痛そうなプレイはしたいと思っていなかったのですが、SMプレイを経験していくうちに、ムチやロウソクを使った調教もしていただくようになりました。
はじめは、低温のロウを身体の色んな場所に垂らされました。
場所によってわりと平気なところとすごく熱く感じるところがあります。
熱いけれどその後じわっと気持ちよさに変わっていく感覚がして、そんな自分の変態っぷりにゾクゾクしました。
手足を拘束されて乳首やペニスにロウを垂らされると、熱いのに感じてしまい勃起してしまうのです。女王様は楽しそうに僕の全身をロウまみれにしていました。
『熱かった?でもおちんぽも乳首も勃起しちゃってるよ、さすがドMの変態だね』とたくさん言葉責めされながら、射精させてもらいました。
四つん這いになってお尻にムチを打っていただいた時も、女王様に罵られながら『変態でごめんなさい、ありがとうございます!』と大きな声で喘ぐと、やはり痛みが心地よく感じられました。
お仕置きされていると思うと興奮しますし、その後に女王様に褒めてもらえたりご褒美をいただけるのも嬉しいです。
今では自らムチやロウソク責めをお願いするようになりました。もっと激しい責めにも耐えられる奴隷になりたいと思い精進しています。」
肥大した乳首に針を刺される快感
「乳首調教を長い間受け続けると、乳首でイクのはもちろん、女性のように乳首が肥大します。
乳首が肥大したM男の体というのはなんとも惨めで恥ずかしいものです。
『マゾ豚奴隷のはしたない乳首をいじめてください』
いつも女王様に『変態奴隷』『淫乱マゾ』などと身体に落書きしていただき、敏感な乳首をたくさんいじってもらいます。
『ぷっくり膨らんでいやらしい乳首ね』
『今からもっと奴隷らしい身体にしてあげる。感謝しなさい』