長年女王としてSM業界で働いていると、ただ純粋にSM調教を続けているだけで、自然と色々な人脈が築かれていくものです。
実際私はもう十五年近くSM業界で働いてきましたが、数多くのマゾ男性とお付き合いを続けていくうちに、自然と色々な業界の方と仲良くなってきました。
中でも感謝しないといけないのは、社会的な意味でいわゆるエグゼクティブな地位に就いている方々と仲良くなれたことですね。
といってもその仲良くというのも、あくまでSM主従関係において、私が女王様、相手の方がマゾ奴隷という屈折したかたちです。
私がもし他の一般的な職業に就いていれば、話をすることも叶わないような相手と対等に話せるどころか、むしろ私が上になって調教できる立場になれるというのは、奇妙だけどSM調教師として生きることのメリットの一つだと実感しています。
具体的にはそのエグゼクティブな奴隷たちは、普段は大企業の役員や幹部をしていたりするため、見た目も言葉も洗練されていることが多いです。
ですから普通のマゾ奴隷な男性にとってはただ妬ましいだけの存在かもしれませんが、実際のところ彼らは誰にも負けないくらいに変態的な性癖を持っていたりします。
そこでここではそんなエグゼクティブなマゾ奴隷たちが実際どんな性格でどんなプレイを求めているのか?ということを経験談を交えてご紹介していこうと思います。
一時期話題になった赤ちゃんプレイ
以前有名な週刊誌などが取り上げていた話題に、年収が高く責任も重い職業に就いている男性ほど、実は赤ちゃんプレイが好きだという話がありました。
なんでも普段ストレスの多い職業に就いている人ほど、そのストレスを解消するために幼児退行を楽しむことが多く、結果として赤ちゃんプレイを異性と楽しむ場合が多いそうです。
私も最初はそれって本当なの?と思っていましたけど、私が実際に女王様として様々な奴隷候補たちと出会ってきたところ、たしかにそういった傾向があるなと実感しています。
エイジプレイとまではいかなくても、少なくとも普段偉い立場にある男性ほど、逆にマゾな快感を求めていたり、女性に可愛がられたりしてみたいと考えている人は多いみたいです。
実際どんなプレイをするのかというと答えはシンプルで、ほとんどの場合はオムツを穿いたままの失禁プレイや、授乳プレイなどのシチュエーションプレイが多いです。
結果として自分を甘やかしてくれる相手とそのための行為があれば性的にも満足できるというのが重要なことみたいです。
ディープで大胆なスカトロプレイ
赤ちゃんプレイにも通じることですが、基本的にスカトロプレイを好むマゾ男性には普段エグゼクティブな人が多い印象があります。
先に挙げたオムツプレイだけじゃなくて、たとえば浣腸プレイとか、屋外での脱糞プレイ、放尿プレイが好きな人は多いみたいです。
これも赤ちゃんプレイと同じで、普段ため込んでいるものを放出したいという欲望が絡んでいるのかもしれないので興味深いところですね。
ただ普段からいろいろなことを我慢しているからか、スカトロプレイの中でも排せつを我慢するプレイ、たとえばおしがまプレイなどはそれほど好まないようです。
いつも我慢していることが多いのに、プレイの中でも我慢を続けるのはさすがに面倒だと考えている人が多いのかもしれませんね。
所かまわない露出プレイ
解放感が味わえるプレイが好きという点で分かるように、毎日重い責任を背負っているマゾ男性は露出プレイが好きなことが多いです。
それもソフトな露出プレイではなくて全身を曝け出して歩くような過激な露出プレイが好きな傾向が強いようですね。
私が以前調教したある会社の役員マゾさんは、早朝の誰も居ない山の中で私に連れられながら楽しそうに四足歩行と全裸で散歩していたことがありました。
いつも社会の荒波に揉まれている分、大自然に触れて癒されたいという気持ちがいつもどこかにあるのかもしれませんね。
より重度な人になると他人の迷惑になってしまいそうな街の中や駅、電車の中などで露出プレイに近い行為をしてしまう人も居たりするみたいです。
もし欲望に流されて街中で危険な露出プレイをしてしまうと、普段の勤め先での社会的な立場を失ってしまうことになるため、そんなスリルを味わうためにもハードな露出プレイを楽しんでいる人も少なからず居るみたいです。
痛々しいまでの拷問プレイ
普段は誰かを叱責する立場だからなのか、SM調教を受ける時はその逆により激しい叱責を受けることを好む人もエグゼクティブなマゾ男性には多いです。
言葉責めはもちろんですが、それをしている女王様も躊躇するような、痛々しい拷問プレイに感じてしまうマゾ男性も多い傾向にあります。
たとえば性器や乳首などの敏感な部位にスパンキングや鞭打ち、踏みつけや殴打などの責めを受けて、それに艶のある悲鳴を上げている姿は異様です。
より深くまで調教を受けるとピアッシングにも躊躇しないようになって、気づけば性器ピアスや乳首ピアスを着けているなんてことも多いみたいです。
さすがにピアスを着けていると職場や家族に自分の性癖がバレてしまうんじゃないかな?と不安に思ってしまいますが、そんな不安も彼らの欲望を阻止できるほど強くはないみたいです。
ここまでに紹介したように、私がこれまでに出会ってきたマゾ男性たちの中だけでも、エグゼクティブでド変態な男性はかなり多かったです。
社会的な地位がどれだけ高くても男性はみんな同じようなもの、とまでは言えませんが、上流階級と呼ばれるような男性もそれなりに変態なんだということをは話のネタに覚えておくといいかもしれません。