
2,3分ほど歩いた頃でしょうか。女王様が立ち止まりました。そして目隠しが外されます。
「ほらみんなにチン太の恥ずかしい姿を見てもらいなさい」
そこには異常な光景が広がっていました。
全裸の僕が言える立場ではありませんが、ベンチにはあられもない格好でいちゃくつカップル。そしてその様子を遠巻きに覗く男達。視線はベンチのカップルだけでなく僕達にも注がれています。
「他のカップルに負けないようにお前も痴態を晒すのよ」
突然の事で状況が把握出来ませんでしたが、少なくともここにいる人達は露出プレイに理解のある人達なのだという事は感じ取れました。
それゆえに通報される心配もなさそうだという事も察しました。それだけでも心理的な負担はかなり軽減されました。
後から聞いたところによるとこの公園は露出スポットで有名な場所。週末の夜になると露出趣味や覗き趣味のカップルや男達が集まってくるとの事でした。
「初めての場所に来たんだからまずはマーキングよね」
「えっ…?」
「犬のクセに“えっ?”って何?雄犬なのにマーキングもできないの?」
思わず人間言葉を喋ってしまい、鞭打たれる僕。
そうでした、犬は散歩途中にマーキングを兼ねてオシッコをする生き物です。
「ほら、そこにちょうどいいポールがあるわよ」
と女王様が指差したのは街灯。僕はそこまで歩み寄ると、片足を上げポールめがけて放尿します。
けれど本物の犬のようにはいきません。オシッコの大半はチンコを伝い、足に引っかかってしまいました。


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