けれど、予想に反してユカリさんは玩具を抜いてしまったのです。
もっと気持ちよくしてもらえると思ったのにこれで終わりなのかと拍子抜けでした。
でもそれは僕の早とちりだったようです。
今度は膝を曲げた状態で仰向けに寝かされました。
「じゃあ次はコレを挿入するよ」

最初の玩具よりも少し太く、そして独特の形をした器具でした。これも僕はネットで見て知っています。エネマグラです。
でも本物とはちょっと違うようで玩具用にアレンジされたもののようです。
再び玩具が挿入されます。最初に挿入されたものよりも太かったけれど最初の玩具で慣らされていたのか痛みはありません。けれど存在感があって、何だか太くて硬いウンコが肛門に挟まっているような感覚です。
「スイッチを入れるからリラックスしてね」
その瞬間、アナルの中が震えました。バイブレーションの刺激です。ウンコが漏れてしまいそうな変な感覚で思わず力が入ってしまいます。
「何か漏れそうです…」
「大丈夫、漏れないから。むしろ漏らしちゃっても構わないくらいの気持ちでいた方がリラックスできるわよ」
漏らしちゃってもいい…ユカリさんのアドバイスに肛門の力を緩めると振動が強くなったように感じ、足に力が入らなくなってきます。
「こっちも弄っちゃおうかな」
ユカリさんはローターを手にすると、乳首に押し当てます。

「んぁっ…!」
気持ちいいというよりくすぐった感覚に体を捩らせてしまいます。
「くすぐったいよね。でも我慢して受け入れて。力抜いてね」
いきなり難しい注文をされます。くすぐったいのを我慢するにしてもどうしても力が入ってしまいます。
「声は我慢しないで、くすぐったいならどんどん声に出していいから」
「くすぐったいです…あっ…やんっ…もう…だめ…やめて…」
言われた通り口から漏れる言葉は躊躇わず口にしました。
すると不思議な事にくすぐったいのがジンジンと疼くような感覚に変わります。
自然と体の力も抜けてきました。
「気持ちよくなってきた…?」
僕は頷きました。
「じゃあ引き続き感じるままに声を出してね」
「はい…んっ…はぁ…あぁん…」
恥ずかしいけれど自身でもいやらしいと感じる声で喘いでいるうちに、何だか自分が段々と淫乱になってくるような気持ちになりました。
そうしているうちにアナルの奥がウズウズし始めてきます。
あ…何コレ…気持ちいいかも…
最初の玩具を挿入された時の入り口が気持ちいい感覚とはまた別の気持ちよさです。その感覚はごく僅かですが、もっと気持ちよさを引き出したい…そんな思いになります。
けれどそういう気持ちになると快感が遠のいてしまいもどかしさでいっぱいになりました。
アナルにエネマグラ様の玩具を挿入されてから30分。結局この日はイク事が出来ませんでした。
「まあ、一日でイケる事の方が珍しいから」
焦らないでゆっくりいきましょ、とユカリさんに励まされます。
この日から僕は週一くらいの頻度でユカリさんと会い、アナルトレーニングを受ける事になりました。

そして1ヶ月ほど経った頃、僕は本当の意味でアナルの快感を味わうに至ったのです。
「はぁ…んっ…乳首気持ちいいです…」
「たった一ヶ月でこんなに乳首で感じるようになるなんていやらしい体ね」
この頃の僕は乳首が完全に性感帯となっていました。
そして乳首を弄られるとすぐにアナルが疼くようになるまで進展していました。
アナルの快感も最初の時よりもはっきりしたものとなり、より感度も上がっていました。
けれどまだイクまでには至らなくて、それがまたもどかしくもあったのです。
「そろそろイケそうだから今日はコレを使おうと思ってるの」
と言って見せられたのは電気マッサージ器でした。
ユカリさんはそれを金玉と肛門の間、会陰と呼ばれる部分に押し当てます。
エネマグラ様の玩具が挿入されているのでその上から押し当てる形になりました。
そしてスイッチが入ります。
途端に強烈な振動の刺激に襲われました。

会陰からアナルの奥を突き動かすような刺激。
振動が玩具を伝って中まで響きます。
「ああぁぁあぁぁぁぁっ…!!!」
あまりの強烈な刺激に全身の穴という穴が開くような感覚を覚えました。
けれどその刺激はすぐに蕩けるような快感に変わります。
「やぁ…もう…めちゃめちゃ気持ちいい…」
今までの快感よりもさらに一歩進んだように感じました。




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