「この後どうしよっか?」
「そうですね…どうしましょうか」
もう少し彼と一緒にいたい気分だった。
でももしかたらこの後、オススメのバーに誘ってくる魂胆かもしれない。
そんな疑いも僅かにあった。
でも彼からはそんな素振りもなく、かといってまだ帰りたくはないという雰囲気を感じた。
それなら行く所はひとつだ。店は早めに閉まるけれどラブホは開いている。
「じゃあ、もうちょっとブラブラする?」
「そうですね…」
私は彼の手を取って夜の街をぶらつくフリをしてホテル街へ向かった。
十数分もするとラブホのネオンが見える。彼ももう察しは付いているようだ。
「行く…?」
「いいんですか…?」
「うん…」
女は食欲が満たされると性欲が上がるらしい。そのせいなのか分からないけれど、ここまで来ると私はもうエッチしたい気分でいっぱいだった。
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