アナルセックスやアナニーを楽しんだ後や、ムラムラ来た時にアナルが挿入を欲しがっているような疼き。
何気ない日常でも肛門や前立腺の辺りが疼いてしまう、またはそういった感覚に陥る事は良くあると思います。
しかしながら、アナルへの痛みや違和感に慣れてしまい、大切な病気のサインを見逃して症状が重くなってしまう事もあります。
今回はそんな見落としがちな病気の前兆・予兆や、気にかけて欲しいお尻からのシグナルについてまとめてみました。
以下に見ていきましょう。
圧倒的な違和感で気付けるケツの症状
まずは代表的な肛門のトラブルをおさらいしましょう。
痛み意外にも、普段見過ごしがちな症状から気付ける病気もあるので、
お尻をいじくる者であるならば抑えておきたいポイントです。
痔
症状:痛みの無い出血、かゆみ、腫れ
日常的なアナニーやアナルセックスによって、肛門の血管は切れやすくなります。
そのため少しの痛みに慣れてしまい、出血しても「またか」と放置してしまうケースがあります。
肛門に出来たキズから、排便時などに雑菌が入り込んで炎症を起こすのはもちろん、痔の第一歩
感染症
症状:かゆみ、発疹、異常な分泌物
特に夏場は股間が蒸れて肛門も痒くなる事が多く、汗もかきやすいため感染症の症状だと気付かない事があります。
これら汗疹や痒みがある場合は感染症の可能性もあるので、経過を見てすぐ医師に相談しましょう。
痔と違ってパートナーや自分以外の人に感染させてしまうリスクが有ります。
直腸脱
症状:肛門から腸の一部が突き出る、違和感
頻繁な圧力や刺激により、直腸が肛門から脱出することがあります。
軽度の場合は自然に治ることもありますが、重度の場合は手術が必要。
巷ではアナルローズと呼ばれてアダルトなアイコンとして扱われていますが立派な症状です。
痒みは幅広い病気のサイン
肛門とその周囲が痒くなる病気を肛門掻痒症と言います。
先述の感染症と同じく、夏場は特に股間や肛門が痒くなり、汗をかく分さらに痒くなるほか、身体の代謝によっても痒みは出ます。
その痒みをただの痒みと見過ごさない事が、病気の早期発見のカギとなります。
とはいえ、痒み一つとっても様々な病気の総合的なサインであるので、診断を受けてから病気が分かる事も有ります。
以下は痒みが現れた時に可能性としてあり得る病気の種類です。
- 糖尿病
- 黄疸
- ホルモンの低下
見落としがちなケツの病気のサイン
普段からのアナルセックスやアナニーで出血してしまった場合、
単なる切り傷や肛門が割けた事による出血であれば、病気の心配は無いかも知れません。
ですが、肛門の出血は以下の病気の前兆、可能性が含まれる事をチェックしておきましょう。
血栓性外痔核
血栓という血豆ができ、次第に大きくなっていった後に、いぼ痔になります。
腫れが小さい時は痛みもそこまで感じませんが、小さくても肛門の見た目はしっかりと「腫れ」を確認できるハズです。
肛門から、外側にニョキっというかポコッといった感じで突起物が出ているイメージです。
手で触診しても感触は分かるので、何か肛門から出ている肌ざわりを感じたら、いぼ痔を疑いましょう。
大腸癌・直腸癌
結腸、直腸に出来る癌で、肛門から出血したり血の混じったウンチが出る事があります。
これを、アナルセックスやアナニーのし過ぎで出た血だと勘違いして発見が遅れるケースもあり得ます。
さらに肛門からの出血イコール内痔核と間違えやすい病気です。
癌だとは気付かずに痔の治療を続けてしまい、癌だと分かるまでに時間がかかったケースもあるので、出血に関して違和感を覚えた場合は癌と痔、両方疑いましょう。