「ユリナさんですか…?」
「そうだよ」
SNSでは顔出ししていなかったので、本当に来てくれるとしたらどんな子が来るのだろうとドキドキしていたのですが、想像していたよりも可愛くて驚いてしまいました。
「キモくてデブって包茎野郎しかいなかったからすぐ分かったよ」
こんな辛辣な言葉にも彼女のS性を感じられて、僕は嬉しくなってしまいます。
「じゃあとりあえずご飯でも行こうよ。私、肉食べたい」
という事でまずは近くにあった焼き肉店へ。

「何で童貞なの?」
「あまり女性と縁がなくて…」
「違うでしょ?真性包茎だからじゃないの?」
「そ、そうですね…」
「デブでキモくてオマケに真性包茎ってヤバいよね。三重苦じゃん。前世でどんな悪行積んだらそんな風に生まれてこれるの?」
一応間仕切りのあるお店でしたが、ユリナさんは店内なのもお構いなしで羞恥的な質問を投げかけます。もしかしたら真隣のお客さんには会話が聞こえているかもしれない…と思うと恥ずかしさでいっぱいでしたが、それもまた僕のM心をくすぐるのでした。
「この後どうする?」
食事もそろそろ終わろうかという時です。ユリナさんからそう切り出されました。僕が期待している事はただ一つです。
「えっと…調教されたいです…」
僕は周囲に配慮しながら小さな声で答えます。けれどそれをユリナさんは許しませんでした。
「え?何?聞こえない。ちゃんと大きい声で言ってよ」
こう言われては従うしかありません。
「調教されたいです…!」
「どこで?」
「ホテルで…」
「どこを?」
「包茎チンコを…」
「じゃあちゃんとそう言ってよ」
「ホテルで僕の包茎チンコを調教してください…!」
僕は恥を忍んで焼き肉店で調教の懇願をしました。
きっと他のお客さんにも丸聞こえでしょう。
ユリナさんの顔色を伺うと心底軽蔑の表情で僕を見ています。
そして一言。
「やだ、こんな所でみっともない。恥ずかしくないの?」
と、侮蔑の言葉を投げ捨てたのです。
自分で言わせておいてこの対応は酷いと思いながらも、ますます僕の被虐心はくすぐられます。

食事を終えてお店から出るとそのままホテルへ。
ホテルの部屋へ入った瞬間、僕は頬をビンタされました。
「あんな所でよく調教してくださいなんて言えたわね?私に恥をかかせないでくれる?」
ユリナさんの口調は怒っている、というよりSのスイッチが入ったという感じでした。僕はここから調教が始まるのだとワクワクしました。
「申し訳ありませんでした」
「本当に申し訳ないと思ってるならそんな謝り方しないわよね?」
僕は床に手をついて土下座をしました。ユリナさんはそんな僕の頭を踏みつけます。


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