①童貞は性欲どころか色々溜まる

前述の通り男まみれの環境で育ってきた僕ですが、それなりに充実しては居たんですよね。
上司や同僚にもそれなりに恵まれ、上手くやっていけてたと思います。
ただ、女性に対する免疫だけが異様に低くて。
父子家庭で育ったのもあり、本当に女性と腹を割って話した経験はゼロ。
流石に小学校の頃は共学でしたが、女子を意識する余り一切口を利かなかったので、普通の童貞よりそういう女性との交流経験が少なかった自信はあります。(明らかに無い方が良い自信ですね…。)
そんな僕ですが女性への興味が無かったわけではなく、若い頃は自分なりに女性と話そうと努力したい気持ちはありました。
でも、いざ女性を前にすると身体がすくむ、目を合わせる事すらできない…しかし、女性が目の前に居るという事だけで嬉しくてニヤニヤしてしまう。
これが女性達には奇異に映ったらしくて、取引先の女性達は他の担当を指名するようになりました。
幸い、僕でなければ出来ない仕事もありますし、仲間達の理解もあったので、そんな彼女達からの連絡は同僚経由で伝えて貰うようになりました。
しかし、メールならいいけど電話すら嫌!という程の嫌われようですから…余程気持ち悪い顔をしていたのだろうなと思います。 出先で買い物する際にも、女性の店員は最初こそ応対してくれこそするものの、俯いて絶対に目を合わせる事なくニヤニヤ、ボソボソと喋る僕を見てバックヤードに引っ込む始末。
その後すぐ、妙齢の店員が出てきて応対してくれたりはしたんですけど…終始蔑むような目で見られ、ショックでした。
こんな散々な感じでしたけど、女性を嫌いになる事は無かったです。
なぜなら、避けられたり蔑むような目で見られている間、ショックだけど何か高揚感を覚えるような…不思議な感覚に包まれていくのを感じていたからです。


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