絢音さんは同じ線だが家は反対方向なのでここでお別れ、のはずだった。
酔っている絢音さんは急にグイッと腕を組んできた。
「Tくんの部屋見てみたいなぁ・・帰るのめんどくさくなっちゃった」
「いやいやいやいや、そっちも電車で一本でしょ」
もちろん本音は「え!え!マジでマジでマジで?」である。
結局絢音さんは僕と同じ方向の電車に乗り、僕の部屋に来た。
M男ということがバレる、そして初めてのアナル
こんな形で女性が部屋に来るのは初めてだった。
約束とかとは違う。
どうしたらいいんだろう、どうするべきなのか、とちょっと悩んでいた。
酔った女を部屋に連れ込んだらあとは押し倒すだけ!というイメージがあるが僕にそんな根性はなかった。
ダラダラ喋っていたら意外なことに絢音さんは今は彼氏がいなくて、つい一ヶ月前に別れたということだった。
ちょっと嬉しかった。
でも、だからといって僕から仕掛ける勇気が出たというわけでもなかった。
「ねえ、アナルってやったことある?」
絢音さんが急にそんなことを言い出した。
「え、、ないけど、、」
「私アナルの達人なんだよ。前の彼氏もM男でアナルが大好きで〜」
なんてことを続ける。
ん?「も」?「も」?
僕は口に出した。
「も?」
「Tくん絶対M男でしょ。なんかわかる。絶対M男でしょ?」
「まあ、、どっちかというとそうだけど、、」
こんなことを言われたのは初めてだ。
恥ずかしい、けど実際M男なので「違うよ」とはどうしても言えなかった。
絢音さんは僕の身体を触ってきた。
胸のあたりから股間、そしてお尻。
「おっきくなってるよ笑」
お尻を触る手が指を立て爪を立て、ズボンの上から割れ目をなぞる。
僕は「あっ」と声が出た。
「気持ちいい・・?」
「うん・・」
絢音さんはカチャカチャと僕のベルトを外し下半身を裸にした。
お腹、太ももの付け根、そしてチンポ、男を知り尽くしているといった手つきであちこちを愛撫してきた。
「なんで大きくなってるの?」
「気持ちいいから・・」
「ちゃんと言って。絢音さんに触られて勃起してるって・・」
僕は快感に抗うことはできず、そんなことを絢音さんに言わされていた。
絢音さんの何か言わせようとする癖は最初からあったのだった。
絢音さんの手がお尻方面に伸びる。
お尻の谷間に指を軽く入れ僕の反応を伺う。
僕は女性に初めてアナルを責められるという経験に興奮しまくっていて何度も声が漏れた。
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