とある小説を読み、それから女装M男プレイにはまった私が、10年後に小説のヒロインそっくりなS女と出会い奴隷調教された時のお話です。M男歴10年を超える私の長年の夢が叶った体験談をここに綴ります。
M男に目覚めたきっかけ、理想のプレイ
私はもともと自分のことをMだとは思っておらず、どちらかというとS寄りな性癖を持っていると思っていました。
事実女性と性行為を行う際も比較的自分が積極的に攻めるタイプで、何ならその時の気分で女性の体に噛み跡を残したりするようなこともしていたからです。
そんな私がM側の性癖に気付いたのはとある小説を読んだことが原因でした。
その小説はとある男性が黒髪の美女と出会い、初対面にも関わらずスカートをたくしあげ「舐めなさい」というシーンから始まる、かなり強烈な内容の本だったのを覚えています。
そして小説後半で主人公はヒロインに女性の格好…つまりは女装を強要され、ヒロインの前でニューハーフに犯されるというものでした。
普段なら男性がM側になるような小説は読むことがなかったのですが、なぜかこの小説だけは最初から最後まで間をあけることなく読み切ってしまいました。
そして読み終わった頃には自分の下半身がいつも以上に熱を帯び、ギンギンになっていたのを今でも覚えています。
ご主人様ことS女との出会い、調教の流れ
S女…つまりは私のご主人様と出会ったのはマッチングサイトがきっかけでした。
まさか本当にS女のパートナーが見つかるはずなんてないかと思いながら、運がよければセックス出来る相手も見つかるだろうと思いだらだらと半年程アプリを使い続けていました。
実際にその間に出会った何人かの女性とは調教等は出来ませんでしたが体の関係はもつことが出来たので尚更アプリを辞めるタイミングがなかったんです。
ですがある時運命のメッセージが…
「プロフ見たけどSMのパートナーを探してるんでしょ?どんなことでも出来る?」
届いたメッセージにはそう書かれていました。私はそのメッセージを見て何か直観的な物を感じ、相手のプロフィールも見ないままで
「はい、もちろんです」と返事をしていました。
この人ならもしかすると私の長年の夢を叶えてくれるかもしれない…何の根拠も無いのになぜかそんな思いが沸き立ってしまったのです。
「あら、随分いい子なのね、もしかしてもう調教の経験があるの?」
そう聞かれ、私は自分のことを色々と彼女に伝えました。
年齢や身長、容姿はもちろんですし、どんなプレイがしたいか、なぜM男としてパートナーを探していたか等々、必要だと思ったことは全てです。
ですが彼女は
「そんなことはどうでも良いんだけど今から全裸の写メ送ってくれない?もし外出中ならトイレとかでさ。」
と、あまりにも唐突な頼み…いえ、命令でしたが私はそれを素直に聞き入れました。
幸運にも自宅に居たことですぐに自分の写真を送ったことで彼女はどうやら私を気に入ってくれたようで、とんとん拍子で会う話が進んでいきます。
そして最終的に決まったのが、三日後の19時にあるバーまで女装して来なさいと…そしてそこでまずは自分のペットにしてもいいかどうかのちょっとした試験をするとのことでした。