簡単そうに見えて実はとっても難しいプレゼントの下着。肌に直接身に着ける物なので付け心地の良さと見た目の可愛さ・セクシーさが良いのは絶対条件!!
これは本当に外せません!
「人目につかない部分だし」「プレイの時だけだし」、『あればなんでもいいんじゃない?』
なんてことはありません。下着こそ洋服以上にこだわりを持つものです。
プレゼントする相手の好み、サイズ、使う場面をしっかり考えて、「ありがとう(でも要らないからタンスの肥やしだな)」なんて事にならないようにしたいものです。
女性が思う女性下着の心理
女性の下着、下着姿というものは女性から見ても男性から見ても魅惑的なものです。性別を意識させるものであり、ただ単に局部を隠すための布地ではなく個性を表すものでもあります。
女性の下着とは男性以上にこだわりを持っていてブラ&ショーツの2点セットだけでも一万を超えるという方もザラにいます。性に対する主張が強い方ほど、下着にかける金額も高くなっていきます。
逆に自分の女性性をあまり意識していない方や特に下着にはこだわらない方はブラ&ショーツの2点セットで千円ぐらいでちょうどいいという方もいます。
人それぞれなので必ずこれをプレゼントすれば間違いないというものはありませんが、たとえこだわりのない人でも好みはあるのでそこのリサーチさえ抑えておけば失敗は少ないと思います。
どんなタイプの女性にもここは抑えておこう
■誰もが知っている会社のもの
ワコール・トリンプ・ラヴィジュールなど大手メーカーは女性なら誰でも知っているし、そこから展開されるブランド店なら下着にこだわりがある人なら利用しています。
■“手が込んでそうなも”をプレゼントされたると高価なものを貰ったと思いすい。
料理でも仕事でもひと手間かけることでそのものの価値や効果がグンとあがります。例えば、女性らしく美しく見えるレースやきめ細かな刺繍の下着はどの年代の方にも喜ばれますし、あまり知らないお店のものでも豪華に見えます。
ラッピングにもこだわってみましょう。お店にあるラッピングなら有料のもの。ラッピング用品も数多く出回っているので自分で行うのもいいですね。
■プレゼントを贈る年代によって好みが全く違うということを知る
10代、20代メインのお店で40代、50代の女性が欲しいと思う下着は少ないです。“可愛い・着てみたい”はあるかもしれませんが、物と心の年齢が離れすぎると可愛い・着てみたい…けど、ちょっとなぁ…。と。年齢でしり込みというより、好みが変わるからです。
パステル調でひらひらフリルやレースリボンがいっぱい付いているような可愛い下着より、シックな落ち着いた色合いで、ワンポイントの飾りがあるとか重ねレースで大人色っぽいのがセクシーでこっちの方が好きというように女性の精神年齢で好みが変わります。実年齢プラス精神年齢です。
女性に贈る下着
女性視点、男性視点で下着のこだわりが違うので男性からすると微妙と思う部分もあるかもしれませんが送る際の参考までに。
上記の抑えるポイントを考えて
■上下は必ずセットのもの
プレゼントをするのに滅多に上下バラバラを買うことはないと思いますがセットじゃないと見栄えが悪いです。
胸の大きな人にパットがバンバンに入っている物は好まれないし、胸の小さな人には盛るや形を整えるなどの機能が付いたものがいい。
■Tバックはあまりオススメしない
セクシーに見えるTバックですが女性の中では実な好きじゃない人が多いのです。
それはお尻部分の紐が擦れていたい場合と履き慣れない場合。
履き慣れない場合は履いていれば良いわけですが、お尻部分の紐が擦れていたいものはどうにもなりません。有名ブランドのものでも痛いものは痛いです。
どのメーカーのものなら絶対大丈夫というのはなく、その人が履いて大丈夫なものが大丈夫なわけです。まぁ、当たり前なことですが、それだと困ってしまいますよね。目安として安い上下セット下着がたくさん並んでいるようなお店のものは痛くなる確率が高いです。見た目のエロさだけで雑な作りのものはやはり痛くなることが多いです。短時間だけ履くなら問題ないと思いますが一日履くならお尻や腰骨に紐が食い込んで痛くなったり痒くなったりします。
■ガーターベルト
ガーターベルトは完全にオシャレの為の道具となっています。昔はそれしかなかったのでそれを着用しましたが、今では機能性も使いやすさも向上しガーターを使う必要がありません。そしてものすごく面倒なので日常向きではありません。それでも人気のガーターベルト。エロさの演出やセクシーに見せたいとき、特別な時などに使いたいのではないでしょうか。
下着とセットのデザインで販売されている物も多いので、買うなら下着とセットのものがバランスが取れていいでしょう。
単品で買いたいなら、無難な黒でしょうか。(だいたい黒か白が多い)お尻部分にもレースのデザインが入っている物が良いです。
■ショーツ
下着に拘る女性はブラ1、ショーツ2(サニタリー含め3)で購入することが非常に多いです。
2枚のうち1枚はノーマルショーツ、もう1枚はTバックかローライズが多いです。ローライズは腰上の浅いショーツでTバックが好きかどうかわからない場合はコチラの選択がいい。ローライズはセクシーであったり可愛かったり、デザインが凝っているのが一番多い形でもあります。
男性が思う女性下着の心理
男性が思う女性下着は、魅惑の塊です。女性の裸より下着姿が好きな方もいますし、下着が好きすぎて泥棒にまで発展する方、変態仮面になる方…様々です。それだけ魅力的な女性下着。
男性が女性の下着を付けるのは変態だ・気持ち悪いなんて言われることもありますが、現在では男性用のブラジャーやショーツ(女性らしいデザイン)がいっぱい販売されています。利用目的もエロさ視点、矯正・引き締め、気合入れなど様々です。
ただの変態なだけではなくなっています。
もちろん女装プレイでも大活躍する下着ですが、男性の場合はどんなものがあるのか?どんなことに気を付けるのか?見ていきましょう。
男性に送る女性下着
女王様からM男性へ調教として身に着けさせる場合は、体形に合うかどうか重要です。
■人気はやっぱり白
M男性が女装好きの場合は好みの下着もあるかもしれませんが、そうじゃない場合は男性用のブラ&ショーツセットで白色が人気があります。やはり純白の白というのはとても魅力的ですね。
■女性用の下着ではなく男性用の下着
華奢な男性ならば女性用の下着が着用できるのでは?と女性用の下着を揃えることもありますが、女性と男性で大きく違うのが胸囲。どんなに華奢でも骨格までは変えられないし、歳を取れば体も垂れ、肉付きもよくなってくる。胸囲に合わせるとカップ部分がとてつもなく大きくなるので着用時にとても見栄えが悪いです。
ショーツは女性用のLサイズでも普通の体格の方はキツイです。ガタイのいい人は確実に入らないし、華奢な男性でもはみ出る(それが目的の場合もある)、身動きが全く取れない(勃起できない)など窮屈を感じます。
今は昔と違って男性用のブラ&ショーツも見た目の良さも含め数もたくさん増えてきたので、男性用のブラ&ショーツがいいですね。ずいぶんと下着のおしゃれを楽しめるようになりました。
■ガードル
意外に思うかもしれませんが、ガードルなんかもおススメです。ポッコリお腹や垂れたお尻をキュッと持ち上げてくれるだけじゃなく、女装した時に体のラインを女性に近づけてくれる効果もあるのでとっても便利です。
■ボディースーツ
男性用ボディースーツも人によってはブラジャーよりも好きという方がいます。ブラジャーの締め付けの圧迫が苦手で、でも女性のような可愛い下着を身に着けたいという方にはもってこいです。
ボディースーツには、レースや刺繍の入ったセクシーなものから矯正下着として全身を絞るタイプのものがあります。
矯正下着は全身をギュッと締め付けるので、心地よいフィット感を味わいたい・圧迫されると安心するという方は是非使ってみてください。それ以外のものは締め付け感はありません。エロさ優先のボディースーツです。
おわりに
ランジェリーショップに努めている知人が言っていました。
『下着は人が見てどうこう言うものじゃないから、自分の好きなものを着用したらいい。』
人は人目を気にしたり、立場や役割に合った自分でいようとしがちです。いつの間にか自分を抑え込んでいます。
バリバリのキャリアウーマンでカッコイイ女性やアスリート系でスカートやハイヒールなんて履くイメージが全くない女性でも乙女ちっくな可愛いものが本当は好き。でも自分のイメージじゃないから。なんてことを言う人がいます。
見た目とイメージは確かに大事かもしれません。服装は鎧だとしても下着は自分のままでいいんです。
下着は自己満足していい自分の心の部分なので身に付けたいものを身に着けましょう。
そして、好きだからこそこだわりを持っています。プレゼントをするなら自分が良かれと思うものよりも、相手の好みをしっかり把握して相手が欲しいもの・使える物をプレゼントして喜んでもらいましょう。