中学時代の3年間、もともと喧嘩が強くなりたかったという理由で柔道部に所属していた私が、大会前の他校合同練習で巨乳娘にボコられた時の話。
本来習った技や身に着いた技術は試合以外で使うのはご法度ですが、若気の至りというか、強くて悪いヤツの方がカッコイイと思えた青春時代でした。
実際に部活の練習が本格的に始まると、体つくりの筋トレや走り込みなど、めんどくさがりな私にとっては地獄そのもの。
毎日サボりたい気持ちでいっぱいでしたが、柔道部担当の師範代の先生が悪魔的に怖い人だったのでそうもいかず、部活の時間が来るたびにイヤな気持ちになっていました。
しかしヤル気が無くとも部活の練習をこなしていったことで、体は正直に変化していき、目に見えて筋力が上がっていった事やスタミナが付いてきたこと、何より技を決める事に対して楽しさが芽生えてきました。
中学も3年生になり、気付けば初段試験に合格して黒帯を締めれる有段者となっていた私。
初段と言ったら黒帯の中でも一番下のランクですが、それでも気の引き締まる思いとちょっとだけ強さを誇示したい気持ちがあった時期です。
そして中学生最後の部活動大会に向けて、他校の柔道部員と合同で練習をして最後の調整をしようという事に。