デブでも緊縛されたい…!“まるで豚の丸焼きみたいだね!”と笑われたい…!!
こんな願望を抱く大柄な男性もいるのではないでしょうか。
けれど、太めの男性を緊縛するというのは標準体型の男性よりも事故が起こりやすくリスクを伴うプレイでもあります。
それに、物理的な問題としてただでさえ緊縛は体力が必要とされるプレイ。巨漢の男性を女性が捌くのは至難の業です。
そういった事情もあり、体重や体型を理由に緊縛を断られた、という苦い思いをした男性もいるかもしれません。
とはいえ、これは一般的な話。女王様の中には大柄な男性でも鮮やかに緊縛してしまう方も珍しくはないのです。
そこで今回は、体重3桁超えの巨漢をも緊縛した事のある女王様に、そのテクニックやコツについてお聞きしてみました。
極力短時間で緊縛する
『極力短時間で緊縛するのが太った男性を縛るコツだと思います。
筋肉で3桁あるガッチリ系の男性ならいいのですが、脂肪で太った男性は血管に何かしら問題がある場合が多いので、長時間緊縛すると血管を圧迫して血栓が出来てしまい、その血栓が脳や心臓、肺に詰まってそのまま命を失う…なんて事にもなりかねません。
エコノミー症候群ってありますよね?車とかエコノミーの狭い座席とかに長時間座っていると血行不良で血管が詰まるっていうあれです。これと同じ状況が起きてしまう可能性があります。
M男がどうなろうと知った事じゃないというS女性も多いと思うけれど、やっぱり自分の緊縛のせいで男性の命まで危険にさらしてしまうのは後味が悪いし、私自身の経歴に傷がつくのは避けたいかなって。
なので私は太った男性は極力短時間で緊縛するようにしています。
使う縄も細めのものより極力太いタイプのものを使うといいと思います。
事前に水分を多めに摂っておくのも血栓を出来にくくするポイントになるので、プレイの前に最低500mlの水は飲ませておいた方がいいかなって。もちろんアルコールはダメですよ』
まずは健康面の観点からコツを教えていただきました。
ただでさえ緊縛は、オーソドックスなSMプレイであるとはいえ、一つ間違えば危険を伴うプレイとも言われています。
確かに太った男性は健康面でのリスクが人一倍高いだけに、より慎重に行う必要があります。安全な緊縛を心がけている方は、太った男性に対しては体に極力負担をかけないように、出来るだけスピーディーに緊縛を行うといいでしょう。
人間扱いせず、荷物の梱包だと思って縛る
『太ったM男を全身緊縛するとなると一苦労なので少しでも楽しい気分で緊縛する方法を考えた結果、大きな荷物を梱包している気分で行うという事に至りました。
それも大事な荷物ではなくて取るに足らない荷物です。例えるなら元カレが私の部屋に持ち込んだ無駄に大きくて邪魔なソファとか。
元カレの元へ送るとしてもどうでもいいので扱いも雑になりますよね。そんな感じです。
具体的にはM男を全裸で床に転がして縄をかけます。
縛り方にもよるけれど、菱縄縛りや亀甲縛りのようなオーソドックスな方法なら、まず仰向けに転がして半分に束ねた縄の輪っかになる部分を首にかけて結びます。そして均等に結び目が4~5個程度できるように縄を上から結んでいきます。この辺は普通の菱縄縛りや亀甲縛りの手順と同じです。
結び終えたら縄を股の間に通しながら、背中を体重をかけるように足で蹴り押して体を横に向けます。
横向けにしたら、縄の先端を首にかけた縄に通して再度体の下から足で蹴り上げて、上体を起こしてください。
もしかしたらこの時縄がチンコに擦れて痛いと訴えるかもしれませんが、相手は梱包用の荷物なので気にしなくて構いません。
上半身を起こしたら、通常の菱縄縛りや亀甲縛りの要領で前後で交差させるように縄を胸側の結び目の間に通していきます。
この時こそ特に荷物を梱包しているような気分で思いっきり力を込め、縄が皮膚に食い込むくらいの強さで縛るようにしてください。
後は残った縄を固結びするなり縄に巻き付けるなりして処理して出来上がりです。
太ったM男を手で起こしたり体勢を変えたりするのは大変なので、足を使うのがポイントです。
よりお荷物らしさを引き立たせるため合間合間に、
“本当、邪魔な荷物ねぇ”
“荷物のくせに手間かけさせるんじゃないわよ”
といった言葉責めを付け加えるのもいいと思います。
途中で何かしら弱音を吐いてきたら、
“荷物のくせに喋るんじゃない!”
と一喝してもいいですね。
もちろん菱縄縛りや亀甲縛りであれば、M男を立たせた状態でも出来ますし、ある意味こっちの方が簡単かもしれませんが、より嗜虐的に楽しむならこっちの方がいいかなと思います』
続いては太った男性をより楽しい気分で縛るコツについて教えていただきました。
太っているというだけで標準体型の男性よりも扱いが大変そうというのは想像に難くありません。
そこで荷物扱いして梱包する気分で行う、というのは面白い発想です。
“荷物”という役割を与える事で、緊縛だけでなく羞恥や屈辱といった精神的な被虐を与える事が出来るのもメリットと言えるでしょう。言葉責めも捗りそうですね。
また、ここでは触れられていませんでしたが、太っている男性はそれだけ体の表面積も大きいので、縄の準備も多めにしておいた方が良さそうですね。