新しく来たメイドに芽生える変態な感情
母がなくなってからずっと家で世話をしてくれていたメイドが高齢になり、新しい人が家に来ることになった。
出張の多い仕事人間が父なので、中学生の勇気にとっては、ふたりきりになる事が多いメイドとの人間関係は重要だ。
いじわるな人だったらどうしようとか、色々な事を考えてしまい、人間関係のあまり得意な方ではない勇気は不安だった。
やってきた新しいメイドは、おもいのほかきれいな人だった。
名前は沙耶、年齢は30歳前後のようで、以前は看護師をしていた事もあるという事だった。
料理は上手だし、やさしく声もかけてくれて、勇気は安心したが、どこかクールな印象がした。
はじめて大人の女性を意識した相手だった。
すずしげで綺麗な顔、
きれいな脚、
ふくらんだ胸、
そしてほんのりと香る女性の匂い。
一緒に生活をしているうちに、沙耶に恋をしてしまった。
事あるごとに、メイドの事を考えてしまう。
思春期の少年は性の衝動をおさえきれなくなり、沙耶との情事を思い浮かべての自慰を我慢できなくなってしまった。
ある日、沙耶が買い物に出かけたすきを見て、とうとう沙耶の下着を盗んでしまった。
あのきれいな沙耶さんの匂い。
そう思って、下着の匂いを嗅ぎながら自慰をすると、たまらない気持ちになり、ますます沙耶への思いが募ってしまうのだった。
メイドのエッチな悪戯心
沙耶の方でも、少年を意識していた。
以前のいやな職場に比べると、あまり家にいないご主人さまと、かわいい男の子がいる今度の家は、天国のような場所だった。
そして、大人の沙耶からすれば、この少年が自分を女として強く意識しているのは火を見るより明らかだった。
女ざかりの沙耶にしても、やはり体が疼くことはあり、そんな時に沙耶が思い浮かべるのは、ダンディな主人ではなく、あどけない少年の方だった。
少年と打ち解けていく過程で、沙耶にいたずら心が芽ばえてきた。
特にどうしようという目的があるのでもなかったが、さりげなく脚を半開きにして意識させたり、偶然をよそおって胸を少年の背中に押し当ててみたりした。
顔を赤らめている少年を見て、沙耶はエスカレートした。
ある日、洗濯をするときに、少年のパンツの匂いを嗅ぎ、少年が自慰をしている事を確信した。
自分の下着がたまになくなっている事にも、沙耶は気づいていた。
父が長期出張となったある休日に、沙耶と勇気は、少年の部屋でトランプをして遊んだ。
あくまで大人と子供という関係ではあったが、冗談を言い合ったり、沙耶の方から少年にボディタッチして笑ったり、ふたりの距離は急速に縮まった。
少年は今までよりも心を開き、メイドも気軽に少年に声をかけるようになった。
それまでは「お坊ちゃま」と読んでいたが、「勇気さん」「勇気くん」とも呼ぶようになった。
トランプが終わり、夕食も済むと、勇気は部屋に戻って学校の宿題をしようとした。
あこがれの沙耶さんと仲良くなれて、まるで初めてのデートをしたような嬉しさがあった。
しかし、勇気に残っていたのは、そんな気持ちだけではなかった。
笑いながら大人の女性にボディタッチをされたり、なんとも言えない女性の匂いが忘れられなかった。
こんな不謹慎な気持ちではいけないと思いつつ、勇気の手は股間に伸びてしまった。
甘い罠
しかし、それが沙耶の罠だった。
自分に女を意識している思春期の男の子が、体を触られ、胸元をちらつかされ、我慢できるはずがない。
まして、しょっちゅう部屋で自慰をしているようなのだ。
オナニーにふけっている頃を見計らって、あの子の部屋に入ったらどうなるだろう。
メイドは背徳的な悪戯心を覚えるのだった。
あの子の部屋からギシギシという音がする。
きっと椅子に座ったまま、ぺニスを握っているのだろう。
まだだめ、もっとあの子が感じてどうしようもなくなった頃に入ってみようかしら。
内気なあの子の事だから、誰にも喋らないだろうし、積極的にアプローチしたら拒否できないんじゃないかしら。
そして、沙耶は心を決めて、勇気が体勢をととのえられないよう、ノックすると同時にドアを開けた。
「ねえ、勇気さん、私の細いビーズのブレスレットがないんだけど、この部屋に忘れてません?」
「え?ちょ、ちょっと待って!急に開けないでよ!」
勇気はあわてた。
夢中になっていて、警戒心がおろそかになっていたのだ。
勇気はメイドに背を向け、必死に股間を隠した。
「あら、ごめんね、お気に入りのブレスレットだったものだから。ん、勇気くん、どうしたの?前かがみになっちゃって…」
メイドは勇気が何をしているのか知っていながら、いじわるに質問して、少年のうしろから覗きこんだ。
「ちょとやだ、何してるのお坊ちゃま、なんでパンツ下ろしてるんですか。フフフ」
「な、なんでもないよ、ちょ、ちょっと見ないで…」
すこしスキンシップして誘惑するだけで、男の子が自分に狂ってしまう。いたずらな沙耶の少年愛は、もうおさえる事が出来なかった。
「でも、お年ごろですものね、仕方がないのかしらね。かわいいお尻が丸見えですよ。ほらあ…」
イタズラな目をしながら、メイドは少年の尻を撫でた。
「ちょ、ちょっとやめてよ!沙耶さんのエッチ!あっ…ああっ…」
「フフッ…お坊ちゃま、我慢してたら体に毒ですから、メイドが手伝ってあげましょうか?これもメイドのお仕事かもしれませんものね。アハッ…アハハハ…」
メイドは背後から少年を抱きかかえ、ゆっくりと少年の勃起したペニスに手を伸ばした。
「さ、沙耶さん、やめてください、恥ずかしいです…あっ…あああっ!」
「大丈夫ですよ坊ちゃん、ふたりだけですから恥ずかしくないですからね。フフ…ウフフ…ほおら、こんなになっちゃって…」
沙耶は強く握らずに、親指と薬指だけで少年のペニスを軽く持ち、亀頭に人差し指をゆっくり這わせた。
「あっ、ダメです…ああっ、ちょ、ちょっとやめて…ウウッ…」
メイドにすこし触られただけで、毎日のように自分でしているオナニーとは比べ物にならないほどの快感が走った。思わず声が出てしまう少年の反応を見ながら、沙耶の指が少年の敏感な部分を弄んでいく。
「気持ちいいんですね、こんなに大きくしちゃって。いやらしい坊や、そんなに反応してたら、メイドさんに敏感なところが全部ばれちゃいますよ、ウフフ、ほらあ…」
メイドの指が、少年の敏感な部分を丹念に調べていった。
ゆっくりと指を這わされただけだったが、自慰を覚えたばかりの年齢の少年にとっては、それでも強すぎるほどの刺激だった。
敏感なところをさぐり当てられると、少年のけぞり、膝をふるわせ、声をこらえきれなかった。