「それなら、今週末時間あるから都合合わせて一度経験してみる?」
いつのまにか少し砕けた口調になったS女性から、俺はそう誘われた。
「ありがとうございます。ぜひ、経験させて下さい。よろしくお願いします。」
1分でその返事を返すと、日時等、メスイキ実行に向けて必要な情報を交換した。
身体は清潔にしておくこと。体力はしっかりある状態でいること。睡眠が不足していないこと…
いくつか、当日に向けて重要だと言われた点をメモに残し、俺はメスイキ初体験の日に向けて準備を進めた。
そしてついにその日を迎えた。
夕方19時過ぎ、日が沈んで少しした薄暗い初夏の夜、公園の入口で待ち合わせをしていた俺たちは初対面を果たした。
目の前に現れた俺のアナル処女を奪ってくれる相手は170cmの長身、黒髪ロングにほっそりとしたスタイル。
黒っぽいストレッチジーンズに上は白いシャツという出で立ちだった。
マスクの上から覗く視線は涼しげで、だけど優しい人なんだろうという感覚を抱いた。
あいさつもそこそこに、俺たちは事前に決めていた通りそのままラブホテルの一室へと向かった。
シャワーを済ませ、タオル一枚の姿の俺にSさんはこう言った。
「それじゃ、タオルも脱いでベッドの上に四つん這いになって。」
いつの間にか完全にタメ口だが、俺にはそれが自然に感じ言われるがまま四つん這いになった。
「じゃ、始めるわね。」
そう言いながら彼女は、手持ちのカバンからゴム製の指サックとローションを取り出した。
ゆっくりとした動作、だけど迷いもなく速やかに人差し指と中指に着けられた指サックがローションでヌメヌメと光っていた。
そして…
「とにかく力を抜いて。何も考えず、何もしないで。ただ、私に任せること。」
俺の反応を待たずに、2本の指が俺の肛門の周りをなぞりだした。
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