とにかくティッシュで拭いてしまおうと思ったのですが…「ダメよ」とまた一言。
このままで居させるつもりなのかと思い、彼女の方を見るとその手には一万円札が…。
「買ってきなさい」とだけ言われ、最初は何の事なのか理解できませんでした。
ですが彼女の目線の先にあるものを見て理解してしまったんです。
そのままでコンビニに行けと…そして下着を買って来るようにと…。
普段の私なら絶対にそんな命令には従いませんし、もっと言うと…そこまでMっ気はありません。
何なら激怒してもおかしくないはずのこのタイミングで私の口から出た言葉は「わかりました」の一言だけ。
なぜか彼女の言う事には反論も出来ず、ただただ言う事を聞いてしまいます。
勿論トランクスの中で大量に射精したばかりの私からは強烈な青臭い臭いが漏れ出しています。
そんな状態でコンビニに入り新しいトランクスをレジまで持っていき…そしてそれを手に車へ戻りました。
彼女は何も言いません…ですがなんとなく言わんとしている事が分かってしまいます。
「さあ、ホテルへ向かいなさい」
口には出されていませんが、きっとそれが彼女の望みだと感じ…私は着替えもしないままホテルへ向かいます。
ホテルの部屋に着くまで…彼女は一言も発しませんでした。
ですがホテルの部屋に入った途端、気付かない間に後ろから手を回されています。
その手は陰茎や乳首に直接触れる訳でもなく、ただ何でも無いはずの胸板や腰に触れているだけなのですが、一度暴発したばかりのバカ息子がまたムクムクと大きくなり…。
「じゃ、はじめよっか。」
彼女はそう言うと私の首元に舌を這わせます。
ただそれだけの事なのに腰ががくがくと動くほど強烈な快感で、もうこの時点で私のタガは外れてしまっています…。
声がうるさいと彼女の下着を口に押し込まれ、全裸のまま玄関に立たされたまま…今度は私の乳首を転がすように指で撫で始めました。
三秒も持たないまま私は射精してしまい、その精液が彼女の太ももに掛かってしまいます。
「あら?誰が汚していいなんて言ったの?」
ただそれだけの言葉で自分の取るべき行動を私は悟ってしまいました。
普段なら吐き気がするほど耐え難いような行為…そうです、気付けば私は自分の精液を彼女の太ももから舐めとっていました。
太ももから青臭さが消えた頃…
「思ってたよりいい子なのね、ご褒美をあげる」
と彼女が言います。一体何が始まるのかと期待と興奮に満ちた気持ちのまま待っていると…
トンッとベッドの方に押され、予期していなかった私はあっさりとベッドに倒れ、仰向けの状態になってしまいました。
ですが彼女がその後取った行動は…思っていたよりも安易と言うか陳腐と言うか…
ただ私の顔面に騎乗し、強制でクンニをさせられました。
そう…舐めているのは私の方で、快感を覚えるのは彼女の方のはずなんです。
ですが…舐めれば舐めるほどまた私の愚息は大きくなり、今までにないくらいガチガチになっているのが分かります。
ただ舐めさせられているだけで射精を我慢出来ないなんて思ってもみませんでしたが、事実として…私はただただそのまま出してしまいました。
今までに経験したどのセックスよりも…生で中出しを楽しんだ時ですら…この時の快感には叶いません。
もうここから先はあまりにの気持ちよさに記憶も朧気なんですが、彼女は口すら使わないままで…私を何度も何度も射精させました。
そして最後の最後…手コキをしながら射精を我慢させられている時彼女は言います。
「貴方は誰の物なの」
そう言われた私は…反射的に背筋を伸ばし、何のためらいもなく美咲様の奴隷ですと声に出していました。
彼女は嬉しそうに「よくできました」と言い…それと同時に私は6回目の射精を迎えます。
その様子を見て満足した美咲様はお風呂場に行き手を洗い、帰るわよと目だけで私に意思を伝えながら…
「私の物になっちゃった事、後悔しても遅いわよ」
と、なんとなく機嫌が良さそうに言うんです。もう至高と言うか、何と言うか…人生でこんなに幸せな事があるのかと、感激のあまり涙が零れていました。
ですがその一週間後…その言葉の意味を理解しました。
妻と仲直りも済み、いい雰囲気でそのままベッドに入り…いざ行為が始まりました。
私の陰茎はしっかりと勃起はしているのですが…シゴかせても咥えさせても…はたまた挿入しても大した快感はありません。
いくら腰を振ってもいくら激しく咥えさせても…射精する事ができない上に、快感すらほとんど感じる事が出来ません。
結局そのまま途中で萎えてしまい、その日の行為は中断で終わったんですが…この時ようやく美咲様の言ってた言葉の意味が分かったんです。
「私の物になっちゃった事、後悔しても遅いわよ」
もう私の体は…美咲様無しでは生きられなくなってしまったんです。
肝心の美咲様からは時々一方的な連絡があるだけで、いくらこちらから連絡しても答えてはくれません。
ですが…昨日唐突に連絡がきました。
内容は「某駅のロータリーで明日の19時に待ってなさい」
その日は妻との結婚記念日だったんですんが、もうそんな事は私の中でどうでも良くなってしまっています。
美咲様と会う事だけが私の幸せになってしまったんです。
もし…私と同じように既婚の方で出会いを求めている方が居た場合は気を付けて下さい…
因みに妻は今私に愛想を尽かし実家に帰ってしまっているので、明日は私の家で…美咲様に調教して頂く予定です。
ですが最高の女王様に調教されるというのは全てを犠牲にしてでも得たいくらいの幸福です。
もう…私は二度と妻を抱く事は出来ないでしょう。
ですがそれでも構いません、だってそれ以上に幸せな事が待っているんですから…。
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