奴隷初心者の僕がまさか超高級SMクラブの女王様にM男調教してもらえるなんて…
期待と緊張で高鳴る胸。そんな僕の前に現れたのはロングのヒールブーツが似合うモデル体型の超美人女性。
この後僕は彼女による人生初のM男調教を体験する事となった。
奴隷初心者の僕がなぜ超高級SMクラブの女王様にM男調教してもらえたのか、これから詳しく告白していきたいと思う。
M男調教されてみたい…長年の願望だった僕
“M男調教されてみたい”というのは僕の長年の願望だった。
昔からちょっと気の強い女性にからかわれたり、叱られたりするのが好きだった僕。なおかつ何事にも受け身なタイプで、女性にリードされたいタイプの人間だ。
だから自分はSかMかで言えばMなんだろうなとは思っていた。
そんな僕がM男調教に興味をもったのは自然の流れで、中学生の頃にはSMシーンのある漫画を見てシコっていたし、高校生になれば女王様モノのAV動画を見るようにもなった。
そしていつしか僕もこんな風にM男調教されたいなぁ…という淡い思いを抱くようになったのだ。
奴隷初心者の僕がM男調教してもらうには…?
漫画やSM動画を見てM男調教されたい、という思いが具体的なものになったのは20歳頃。
女王様やSっ気のある女性と知り合えればM男調教をしてもらえるんじゃないかと思うようになった。けれどその一方で奴隷初心者の僕なんて相手にされないかも…という半ば諦めのような気持ちもあった。
いずれにしても僕のM性癖を理解してくれる女性と知り合いたい、仲良くなりたいと具体的に考えるようになった僕はSM趣味の男女が集まるというコミュニティーサイトを使ってみる事にした。
ちなみに僕がここまで積極的に行動しようと思ったのは友人の影響でもあった。
“マッチングアプリで彼女ができた”と自慢してきたのだ。
恋人との出会いのきっかけ第一位にマッチングアプリが入るだけあって大して珍しい事ではないのだろうけど、友人のこの報告がこれまで何となく女性との出会いに消極的だった僕のモチベーションに火を付けたのだ。
『M男調教をしていただける女王様、S女性を探しています。奴隷初心者でも構わないという方がいたらお願いします』
僕はこんな書き込みをして、女性からの誘いを待った。
知り合ったのはなんと!超高級SMクラブの女王様!!
『初心者って事は未経験?未経験なら私が相手するわよ』
間もなくこんなメッセージが届いた。当然だが、女性から調教のお誘いをいただけるなんて初めての事。僕は思わずガッツポーズした。
“よろしくお願いします”から始まり、女性の人となりを詳しく教えてもらった。
彼女は28歳のSMクラブで働く本物の女王様との事。
お店では“黄金(ウンコ)を食べさせてほしい”とか“血が噴き散るまで鞭で叩いてほしい”とか“チンコを縦裂きにしてほしい”といった本格的な調教を求めるM男ばかり。
たまには未経験で私が一から染めてあげられるようなM男と出会いたい、という事で僕を気に留めてくれたようだった。
Sっ気のある女性と出会えたらいいなと思っていたのにまさか本物の女王様と繋がれるなんて…嬉しい誤算なだけにテンションも上がる。
ただ僕は正真正銘未経験の奴隷初心者だ。いつも本格的な調教をしているらしい女王様にとって物足りない存在にならないだろうか、とも思った。
それを伝えると、
“ハードな調教ばかりで飽き飽きしているからプライベートではシンプルな調教がしたいの。それで貴方に声をかけたのよ?未経験だからいいんじゃない”
と答えが返ってきた。この言葉を聞いて、僕は初めてのM男調教を女王様に委ねようと決めたのだった。
これは余談になるけれど、無粋ながらSMクラブだとどれくらいの料金が発生するのか聞いてみた。一番安くても2万円からだという。
さらに彼女はその中でも人気の女王様らしく、通常より上乗せされた指名料が加算されるとの事。まさに超高級SMクラブの女王様らしかった。