「あぁ…んっ、なにコレ…気持ちイイ…生の女王様のチンポ気持ちイイです…!」
「あぁ…!やだ、もっと…もっと奥までほじくって…中にいっぱい出してぇぇ…!!」
まさか僕が、正真正銘の生チンポを挿入されて狂ったようによがってしまう日が来るなんて思いもよりませんでした。
これは2年前の冬の始まりの出来事。
その日は土曜日。僕は前日にSM動画を見てムラムラしてしまい、S女性と会ってエロい事をしてもらいたいという思いから出会い系アプリで条件の合いそうな女性を探していました。
近場に住んでいて今日明日で即会い出来るエロくてアナル責めが好きなS女性で、できれば美人がいい。
というと理想が高いと思われるかもしれないですが、実際のところは車で一時間圏内で即会いできるアナル責めが好きなS女性がいればいいな、くらいの気持ちです。
ちなみに僕がアナル好きの変態マゾになったのは元カノにアナルを開発されたから。
面白そうだから、という理由で挿入されたピンクローターが意外にも気持ちよくて僕は普段のセックスよりも興奮してしまったのです。
そんな僕を元カノは見逃しませんでした。元カノはセックスのたびにアナルビーズやアナル専用のバイブを持ち込んで僕のアナルを開発していきます。
とうとう僕は普通のセックスよりもアナルを責められる方が感じてしまう体になってしまいました。
しかし彼女は、セックスがおざなりになってつまらないと言い、僕はフラれてしまったのです。
僕をアナル性癖に目覚めさせておいて別れるなんて本当に罪な女です。
それからの僕はアナルの快感が忘れられずに自分で弄ったり、M専科のデリバリーでS嬢を呼んでペニバンで犯してもらったり、今回のように出会い系アプリでS女性を探してアナルプレイをお願いしたり、そんな方法でアナル性感を満たしていました。
話が逸れましたが、こういった経緯で僕はM専科のお店や出会い系アプリのS女性とのアナルプレイを楽しむようになったのです。
この日もプロフィールを見て、条件に合いそうな人達にアプローチしてみました。しかしもう相手が決まっているのか、僕では食指が動かなかったのか、いい反応は得られません。
もう少し条件を広げてみてもいいかもしれない、と思った僕は再度S女性のプロフィールに目を通します。その時見つけたのが、僕のマゾ人生を変えるプロフィールだったのです。
『172cm/58kg*88cm/15cmのニューハーフS女です。本物ペニスでアナルを犯されてみませんか?経験者でも初心者でも大歓迎』
正直、アナルプレイOKのS女性でもニューハーフは対象外でした。
いくら容姿は女性だといっても元々は男、と思うと躊躇われるものがありましたし、そもそも元男相手に興奮できるとも思えませんでした。
でもこの日の僕は、気になるS女性から一切いい返答をもらえていません。
M専科のデリバリーを呼ぼうかとも思いましたが、お気に入りのS嬢は運悪く土日と連休。デリバリーは決して安くはないだけに、他のS嬢を呼んで失敗はするのも嫌。
といった状況から、僕はニューハーフのS女性にアプローチをしてみました。
アプローチしても反応があるとは限らない。反応がなければなかったで完全に諦めがつくから、失敗覚悟でデリバリーを呼ぶか他の日に改めるかその時考えよう、という今思えばかなり失礼な事ですが、妥協に妥協を重ねた結果による選択でした。
もっと言えば、もしかしたらその間に最初にアプローチした本命のS女性から反応があるかもしれない、そんな淡い期待もありました。