「あっ…あぁ…イク…イク…!イクッ…!!」
体を支える足がガクガク震え、体の奥から溢れてくる甘い疼きに身を委ねました。
「ねぇ、もう4回目だよ?本当にいやらしいアナルになったね」
そんな僕の様子を見て呆れるユカリさん。
そう、僕はとあるきっかけからアナルに興味をもち、開発され、今ではアナルで何度もドライオーガズムを迎えてしまう程、アナルの虜となってしまったのです。
僕がアナルに興味を持ったきっかけは元カノが持っていた漫画です。
いつものように元カノの家へ遊びに行くと、棚の上に無造作に数冊の本が積まれていました。
「コレ、何の本?」
「えっ?あっ…いや、見ないで!」
何気に手に取ると彼女は急に慌て始めます。
そんな反応をされたら見たくなるのが人間の心理。
パラパラと捲るとそれは男性同士のセックスシーンが満載のエロ漫画でした。
いわゆるBL漫画というやつです。
「こういうの、好きなの?」
「…嫌いじゃないけど。でもそれは友達が貸してくれたやつで…」
彼女は言い訳をしながらばつが悪そうにします。
そして気まずそうに訊ねてきました。
「引いた…?」
「いや、別に」
彼女に気を遣ったわけではなく本心でした。
僕だってエッチな動画を見るしレズものだって嫌いじゃないです。
こういうのが好きなのはちょっと意外で驚いたけれど、これで幻滅するとかはありませんでした。
「読んでいい?」
「まあ…嫌じゃないなら…」
どっちかというとむしろちょっと中身が気になった僕。
元カノもバレてしまったものを隠すつもりはないようで、嫌がる素振りは見せませんでした。
最初から読み進めていくと、ストーリーはともかくエロシーンが結構過激で男の僕でもちょっと興奮してしまいます。
特に挿入シーンは入れられる側の男が終始アヘ顔でイキまくっていて、アナルってこんなに気持ちいいものなのか…と興味を抱いたのが全ての始まりです。